(495)アートワークスタジオ「コンパスウォールランプ」のすすめ

世田谷のマンション

前回、一体型洗面台をリフォームしました。

壁からカウンターまでタイルを張ってすっかり生まれ変わった洗面台ですが、

リフォーム後の洗面

まわりがきれいになると気になるのが、

仮設の照明機器

もともと一体型洗面台のために設置されていたコンセントに仮設で取り付けた簡易照明です。

電球が直付けできてスイッチも付いているので実用性には問題ないのですが、いざ洗面を使い始めるとやっぱり交換したくなってしまいました。

代わりに取り付けたのがこちら。

アートワークスタジオのコンパスウォールランプ

アートワークスタジオ(ARTWORKSTUDIO)の「コンパスウォールランプ(Compass-wall lamp)」です。今回はこのライトについてお話します。


■アンティークを彷彿とさせるデザインと陶器の質感が秀逸

この照明に出会ったのは「日刊Sumai」の連載で東京の岩本町にあるアートワークスタジオのショールームを取材したときのことでした。

アートワークスタジオのショールーム

アートワークスタジオ、ならびにそのショールームについては過去の記事をお読みいただくとして、

取材の際にひときわ印象に残った照明のひとつが「コンパスウォールランプ」でした。

ホワイトのコンパスウォールランプ
※「アートワークスタジオ」の許可を得て掲載しました

一目見てデザインが気に入りました。聞けば、アンティークの照明器具を意識してデザインされたんだとか。

本体が陶器で作られているため、本物のアンティークのようなたたずまいです。

ブラックのコンパスウォールランプ
※「アートワークスタジオ」の許可を得て掲載しました

色のバリエーションも三色用意されていてホワイト以外にもブラックとディープブルーがラインナップされています。

ブルーは撮影し忘れてしまったので、Yahoo!ショッピングの画像でどうぞ。

どの色を選ぶかも迷うところですが、商品写真を見ると複数使いもそそられます(写真にはYahoo!ショッピングへのリンクが張ってあります)。

コーディネート次第でギャラリーのような雰囲気を演出できるのも魅力です(写真にはYahoo!ショッピングへのリンクが張ってあります)。


■壁に配線を埋め込むなら電気工事が必要

デザイン的には申し分ないのですが、ご注意いただきたいのが設置方法です。

こちらの商品、プラグ付きの電源コードが付属しているのでコンセントにつなげば給電できるのですが、

垂れ下がった電源コード

こんな感じにだら~んとなってしまい、残念な見た目になってしまいます。かといって、いわゆるモールで隠すのも微妙だし……。

照明器具の背面の配線
※「アートワークスタジオ」の許可を得て掲載しました

やはり、配線は壁に隠してスマートに設置したいなと思ってショールームの方に聞いてみると電気工事をすれば可能と教えてくれました。でも、支給した照明器具を改造するのって電気屋さんがイヤがるかなあなんて思ったら、そんなことはないそうで。

照明器具の背面の配線
※「アートワークスタジオ」の許可を得て掲載しました

これは説明のために見せてくれた別の商品の裏面。

配線についているオレンジのキャップを外すと、

照明器具の背面の配線
※「アートワークスタジオ」の許可を得て掲載しました

かんたんに電線が露出させられるので資格を持った電気工事士さんなら容易に配線することができます。うちのマンションで設置する際には、お世話になっている電気屋さんに頼みましたが、いたってスムースでした。

壁のコンセント

周辺の壁を壊して配線を隠す手間もお金もかけられないので、既存のコンセント(もともと一体型洗面台の電源を取っていたもの)を流用することにしました。

設置後のコンパスウォールランプ

コンセントを撤去してもらい、穴を隠すようにかぶせて設置してもらいました。

では、オンオフはどうするのかといえば、

トグルスイッチ

このランプ、本体の下部にしっかりとトグルスイッチが付属しているので、電源さえ取れれば別にスイッチパネルを設けることなくオンオフできるのも便利です。


■せっかくのデザインを活かすには雰囲気のある電球を

さて、設置後に大事なのは電球選びです。

余っていた白熱電球をつけてみると、

白熱電球をつけたコンパスウォールランプ

あれ、なんだか思ったのとちがう……。

LED電球をつけたコンパスウォールランプ

手持ちのLEDリモコン電球をつけてみたら強烈なガッカリ感。

フィラメントの見える電球

この手のデザインにはやっぱりフィラメントの見えるエジソンバルブのような電球がおすすめです。

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アートワークスタジオの公式通販では電球をセットしたバージョンを販売しているので、僕はそちらを選びました。

点灯したコンパスウォールランプ

うん、文句ない組み合わせ。陶器なのでタイルとも質感がそろって高級感ある洗面になりました。

点灯したコンパスウォールランプ

ここだけ切り取ると、事務所とは思えない雰囲気です。

最後に細かい注意点を。

洗面に設置する場合、横から照明が当たると顔には影が落ちることになるので、本来ならばあまりおすすめできないのも事実。この部屋は事務所ですから洗面としての機能にはこだわっていませんが、もし影のない照明環境を優先させるなら、

洗面台の多灯照明

こんな感じに壁の上部にノーマルな電球を多灯で設置するのが無難かもしれませんね。

また、ベッドサイドやデスクのそばに設置したりするのもいいですが、シェードがないタイプの照明なので光源が目に入ることもあらかじめ考慮しておいたほうがいいかなと思います。

気になる価格ですが、物価高騰の影響か、僕が購入したとき(電球付きで「8,424円」)とくらべるとだいぶ値上がりしました(電球付きで「11,880円」)が、それでも価格に見合う十分な品質があると断言できます。

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アンティークを思わせるデザイン、陶器ならではの質感、スイッチが付属している利便性などを考慮すると、代替品が見つかりづらい素晴らしい商品だと思います。

コンパスウォールランプを設置した洗面

次回は、引き続きリフォームした洗面の話。背景のランタン型のタイルをどうやって張ったかについて書きます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。最近は熱海に購入したマンションの一室をDIYで修繕中。ESSE online(エ...

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