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(61)「シャワーブース700」を見にサンワカンパニーのショールームに行く

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唐突ですが、3点ユニットが嫌いです。

昔、仕事などで安いホテルに泊まるとけっこうな確率でこれが設置されておりウンザリしたことを思い出します。

お風呂を使うときトイレの床が濡れるのがイヤ。

そうならないように気をつかってシャワーを浴びるのもイヤ。

浴槽にお湯をいれてしまったらシャワーが使えないのもイヤ。

トイレの後の臭いが漂うお風呂に入るのがイヤ。

いきなり個人的な嗜好を開陳してしまいましたが、3点ユニットが日本の狭小物件においてなんとか水回りをコンパクトにまとめようとする努力の結果であることはもちろん理解しています。

でも、設備のすべての要素を残したまま縮小し、狭い場所に詰め込む発想がどうにも好みではなく……。

それならいっそ、どれかの要素をあきらめてコンパクトにするほうがよっぽど理にかなっていると思うのです。

うちの山小屋でも3点ユニットなら導入できるスペースがありましたが、あえて独立のトイレとシャワーブース(シャワーユニット、シャワーボックス)をそれぞれ設置することを選びました。

浴槽をあきらめるのは忍びないですが、6畳の狭小空間ですから仕方ないこと。

聞けば、最近の単身者用賃貸では3点ユニットの代わりにトイレ&シャワーブースを設置しているところも増えてきているとか。

それなら、当然デザインにも気をつかったシャワーブースの需要もあるはず――そう考えて大手メーカーのショールームに足を運んだのですが、ぜんぜんピンときませんでした。

シャワーブースは省スペースのための安価なものという先入観があるのでしょうか、シャワーヘッドや浴室内の小棚など、どうもチープなデザインのものばかり。

これを山小屋に導入したくはないなあ、と思ってしまいました。

こんなとき頼りになるのが「サンワカンパニー」(sanwa company)です。

カタログ

昨年のことですが、カタログをめくってみるとちょうどシャワーブースがリニューアルされたところでした。

それが山小屋に導入した「シャワーブース700」です。

カタログの引用
※カタログの236ページより引用しました

「700」の意味は「700ミリメートル」。

つまり、70センチ四方のシャワーボックスです。

このサイズが絶妙

通常のシャワーブースはミニマムでも80センチ×80センチです。

スタンダードとなっているこのサイズをあえて10センチ縮めたわけです。

あとで使い心地もレビューしますが、これは英断だったと思います。

小物もサンワカンパニーらしい細部に行き届いたデザインで好印象。

面材のカラーも、ホワイト(「グレイスホワイト」)のほか、シャワーブースには珍しいブラック(「ブラックランダムライン」)が選べるのも面白いです。

価格的には巷の安価なシャワーボックスよりも5万円ほど高くなりますが、その差額を払う価値はあると直感。

「なにはともあれ実物を確認せねば!」と外苑前にあるショールームに向かったのでした。

ショールームロゴ
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

外苑前から徒歩1分の好立地に2フロアからなる「サンワカンパニー」のショールームがあります。

ショールーム内の風景
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

足を踏み入れると、ショールームにしては抑えめの照明とシックなインテリアで落ち着いた印象を受けます。

うちの山小屋では水栓に「ラベンナ」、

ラベンナ
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

洗面ボウルに「ハトリア ピアット」、

ハトリアピアット
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

2階の窓に「ロートアイアン」などを使用しました。

ロートアイアン
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

世田谷のマンションでもリノベーションのたびにお世話になっています。

大手メーカーでピンとこないとき、かゆいところに手が届く一品が見つかるのがいいのですね。

シャワーブース全景

で、こちらが今回の目的である「シャワーブース700」

パッと見はふつうのシャワーブースの顔をしてますが、よく見ると

クロームのヘッド

シャワーはクロームのおしゃれ系で、

水栓レバー

水栓レバーがシンプルでムダのないデザインだったり、

ガラス小棚

小棚がガラス製だったりと、細かいところへの配慮を感じます。

残念だったのが「ブラックランダムライン」の展示がなかったこと。

まだリリースされたばかりだからか、面材のサンプルなどもなし。

「実物見ないで決めるのはイヤだなあ」とは思いましたが、目の前のホワイトの実物を見るかぎり、ブラックの完成度が著しく低いことは考え難いので、思い切ってブラックを選んで注文することにしました。

結論から言ってしまうと、これが正解でした。

設置後の写真です。

「ホワイト」よりも高級感を感じさせる気がします。

面材寄り

実物の面材は「ブラック」というよりは「ダークグレー」に近い色合いですが、個人的にはそれも気に入りました。

なお、「ブラックランダムライン」のほうが「グレイスホワイト」より13,000円高い価格設定となっています。

中に入ってみると、

中に入って足下を見た

まあ、狭いっちゃ狭いんですが、「これじゃ体も洗えないよ」という狭さではありません。

トイレや洗面が濡れるんじゃないかと気にしながら3点ユニットに入るよりははるかに快適だと個人的には思います。

使用後の写真

実際に使ってみた後も、その印象は変わりませんでした。

僕は167cmで55kgなので男性としては小柄なこともあるとは思いますが、体を洗うたびにぶつかるようなこともありません。

ミニマムサイズでこれなら十分満足といえます。

最近、サンワカンパニーのショールームを訪れたところ「シャワーブース700」の展示が以前よりも充実していましたので、そちらもご紹介しておきましょう。

デラックス版
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

これは「ブラックランダムライン」のデラックス仕様。

奥行ひろびろ
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

奥行1.2メートルと広めに取られています。

これはぜいたくな広さですね。

レインシャワー
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

そして、頭上にはレインシャワー

そう、海外のゴージャスな別荘なんかで見かけるヒマワリ型のシャワーです。

これ、一度使ってみたい!

ノーマルなシャワーヘッドに不満があるわけではないのですが、使い心地はふつうのシャワーなので、こういうオプションはちょっとうらやましいなと思います。

プラス28,000円だし奥行1.2メートルタイプのみに対応なのでムリなんですけど。

でも、シャワーヘッドを替えれば、もう少し浴び心地は良くなるかも。

ということで、次回はシャワーヘッドを交換してみます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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