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(82)バーベキューセットを洗うのが面倒なのでレンガで簡易的な炉を組んでみた

そのほか

前回は小屋の前に作った階段状のスペースについて書きました。

今回は、せっかく作ったこのスペースを活用してバーベキューをやってみようと思います。

みなさんはバーベキューといえば、どんなものを思い浮かべるでしょうか?

たぶん、河原に大人数がワイワイ集まり、

いつかのバーベキュー

おなじみのバーベキューセットで肉や野菜を焼く。

いつかのバーベキュー

そんな光景を思い浮かべるのではないでしょうか?

僕も昔はそういうバーベキューをやることはよくあったのですが、疑問に思う気持ちもありました。

友人と集まるのは楽しいけれど、せっかく手間をかけて炭火を熾したのに、スーパーで買ったピラピラの薄い肉を焼いて焼肉のタレをつけて食べてもあまり美味しいと思わなかったのです。

バーベキューの味をうんぬんすること自体が無粋なのはわかっています。

河原で友人とするバーベキューは社交であり、グルメの会ではないからです。

でも、肉好きとしては「バーベキューとは炭火という最高の調理器具を使った最高の肉料理だ」と声を大にして言いたい。

とくに高額な道具はいりません。

僕がふだん使っているのは、ホームセンターで1,500円くらいのシンプルなバーベキューセットですが、これで十分こと足ります。

塊肉を焼いているところ
左の2つは牛のモモ肉、右は豚の肩ロース

厚さ8センチはあろう豚肉や牛肉を塊のまま豪快に焼きます。

これを1~2時間かけてじっくり焼きます。

家のフライパンではなかなか火が通らない厚さの肉も、炭火でじっくり焼けば中までしっかり火が通り、パサつきません。

まわりが黒くなるまで焼く

外側は心配になるほど真っ黒になりますが、それでも中はしっとりなのが炭火の素晴らしさ。

牛モモ肉をカットしたところ

どうです?

美味しそうでしょ?

牛モモ肉をカットしたところ

中まで火は通っていますが、肉のジューシーさは残っています。

さらに、外側の黒く焦げた部分がスモーキーな風味を醸し出します。

自分で作る肉料理としてはこれが最高だと思っています。

やっかいなのは後片付け。

バーベキューセットにこびりついた油汚れと炭の汚れはちょっとやそっとでは取れません。

毎回、バーベキューが終わるたびにお風呂場にしゃがみこんでタワシでゴシゴシと汚れを取るのがどうにも面倒くさいのです。

で、考えたわけですよ。

バーベキューセットなしにバーベキューはできないか?と。

庭に積まれたレンガ

目をつけたのは前回の工事で撤去され、庭の端に積まれたレンガ。

これを積み重ねてバーベキュー用の炉を作ればいいじゃないか、と思いついたのです。

炉を設置する場所

場所は、3段のモルタルスペースの2段目の奥。

ここをまずスコップで掘り返します。

地面を掘り返した

レンガを積んで土台を作り、

レンガを積んで土台を作る

その上に適当に積み重ねてみました。

レンガを炉のかたちに積み重ねる

炭を置く部分には古いバーベキューセットから取った鉄板をのせます。

炭受けに鉄板を置く

ここにホームセンターで買った1,000円くらいの網を置けば、

上に網を置いて炉が完成

ここまで所要時間はおよそ30分。

あまりに簡単ですが完成です。

試しに火を熾してみましたが、

炉を使って塊肉を焼いているところ

何の不自由もなく焼けました。

というか、バーベキューセットよりも使いやすかった気すらします。

薪の火でしっかり炭に着火すれば後はじっくり焼くだけ。

炭が燃えている

今回も上手に焼けました。

塊肉をカットしたところ

期待通り、後片付けは楽ちん。

網さえしっかり掃除すれば、レンガや鉄板は水で流して時間が経ったら炭のカスを取り除くだけ。

今まで苦労していたのがウソのようです。

こんなことなら、もっと早く炉を作っておけばよかった。

これで気軽にバーベキューできるようになったので、焼き加減や肉の種類などに工夫を凝らしてみようかな、と思うようになりました。

いずれ、このブログでも詳しく焼き方を紹介したいと思っています。

炉で豚肉を焼いているところ

最後に。

これはあくまで大家の趣味の話です。

山小屋を借りる方にはバーベキューは厳禁でお願いしています。

慣れない人が山の中で火を熾すのは、危険を知らない分リスキーなのです。

ふだん管理人が常駐していない山小屋では安全管理が行き届かないので、禁止とせざるをえません。

昔、小屋の近所で焼き芋の不始末で火事が起こり近隣住民が総出で消火したことがありましたが、自分の家まで燃えるんじゃないかとヒヤヒヤしました。

バーベキューとか焚火って意外に怖いので、レジャーの際にはくれぐれも気をつけることをおすすめします。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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