(170)二階に置いた折りたたみテーブルとスノーピークのクッションのこと
二階に置く家具については、いろいろ悩んだ末に桐箪笥やイスをあきらめた経緯があります。
屋根裏部屋のような狭い部屋でなるべく圧迫感を抱かずに過ごせるように、床に座って過ごすスタイルを選びました。
板材の床ではお尻も痛くなりそうですし、初春や晩秋は寒さも身に浸みそうということで、床材にサンゲツの「ココフロア」を選んだことは以前も書いたとおり。
狙いどおり、畳の部屋のような居心地の良い空間ができました。
箪笥やふつうのイスはあきらめましたが、ヤフオクで入手した天童木工の低座椅子を部屋のすみに置きました。
かくして出来上がったのがこの部屋でした。
今回は床に置いたローテーブルとクッションについて書きたいと思います。
まずはテーブルから。
このテーブルは、この小屋をリノベーションする前、書庫だった頃に本とガラクタの山から見つけたもの。
正直、大した価値があるものではないと思いますが、コンパクトなサイズが部屋にマッチするかもと思って取って置いたものです。
気に入ったのはコンパクトなうえに軽くて折りたたみ可能であること。
たたんで部屋のすみに置いておけば、二階を広く使うことができます。
天板のサイズを測ってみたところ、「57センチ×38センチ」でした。
この種の折りたたみテーブルとしては珍しいくらいの小ささではないでしょうか。
試しにトレイにカップ2つをのせて置いてみます。
簡単な食事くらいならいけそう。
ノートパソコン(13型)を置いてみると、
マウスとBluetoothスピーカーを含めると、いっぱいいっぱい。
PC単体での作業ならともかく、書籍や書類を見ながらの作業はできません。
現在はコロナの影響でオフィス以外の場所で仕事をする人も増えていると聞きます。
この山小屋に仕事を持ち込んで過ごす人も当然いるでしょうから、この小さなテーブルでは不自由するかもしれません。
それに、2人で食事する際にもちょっと窮屈な感じになりそうです。
そこで、母屋に余っていたこちらを持ってきました。
無印良品のローテーブルです。
こちらはだいぶ昔に妻が購入したものですが、ほぼ同じ形の商品がまだ取り扱いがあるみたいです。
こちらのサイズはというと「80センチ×50センチ」。
先ほどのテーブルとくらべるとこのとおり。
ひとまわりかふたまわり大きい印象ですね。
こちらも折りたたみ式なので、使わないときはたたんで収納しておくことができます。
大小2種類のローテーブルを準備しておけば、人数や目的に応じて使い分けられます。
2つ同時に使ってガッツリ作業という選択もありますし、滅多にないとは思いますが、2人が一階と二階に分かれて作業するなんていうケースにも対応できそうです。
続いては、ローテーブルと組み合わせて使うクッションをご紹介しましょう。
スノーピーク(snowpeak)で見つけた「ラウンジクッション」です。
オレンジとグリーンの2色がありますが、両方とも壁紙の色合いとマッチしそうなので、1個ずつ選んでみました。
このクッション、ただの丸いクッションのように見えますが、
真ん中で折りたたむことができ、
枕や厚めのクッションとしても使用することができるというアイデア商品なのです。
これがあれば山小屋に枕を用意しなくて済むという点が採用にいたった決め手でした。
ちなみに、半分に折った状態でクッションとして使うと、高さが増して作業や食事のときに便利。
わりと固めなのでへたりにくそうなところも気に入りました。
枕としてはいささか硬すぎる感もありますが、兼用として考えれば仕方ないかな、と。
好みの問題は別としてネックとなるのはクッションとしては少々お値段が張るところでしょうか。
さて、以上で二階に置いた家具のほとんどを紹介し終えたわけですが、最後にこいつにも触れておきましょう。
先ほどの写真の端になんかいるのがわかりましたか。
ローラアシュレイ(Laura Ashley)で見つけたキツネのドアストッパーです。
オレンジなので我が家のアクセントカラーにもピッタリですし、お腹のチェック生地とかくりっとした目とか、かわいくてね……ドアなんてトイレにしかないのに買ってしまいました。
結局、二階の柱の上に飾っています。
インテリアの好み的にあまり接点がないローラアシュレイでしたが、たまたま店の前を通りかかってショーウィンドウで見かけて一目ぼれ的に購入しました。
残念ながら、現在では本国で経営破綻した影響で日本でも営業はしていないようで、このキツネくんも入手は困難なようです。
アメリカのディーン&デルーカといい、日本ではうまくやってるように見える企業が海の向こうでは経営難だったりするのですから、わからんものです。
話が逸れました。
次回は二階で就寝時に使用する寝具の話をいたします。