(185)業務用キッチンの組み合わせとキッチンの大まかな構成を考える

母屋のキッチン

前回、業務用キッチンのメリット(とデメリット)について書きました。

これを踏まえて世田谷の自室に採用したタニコー(tanico)の業務用キッチンを山小屋の母屋にも採用しようと決めました。

母屋の押入れ

今回は、キッチンを移設する押入れのスペースに具体的にどうレイアウトしていくかを考えようと思います。

あらためて押入れの内寸を測ろうとしたら、いきなりバキッとすごい音が。

押入れの床が抜けた

膝をついた床が思いっきり抜けました。

そう、和室の押入れは畳敷きの居間部分にくらべるともともと強度が低く造られることが多いのです。

しかも我が家は築50年超えですから、経年の劣化で木が傷んでいてもおかしくありません。

これでは冷蔵庫を置くなんて到底無理。

プロの大工さんに補強してもらう必要性を痛感しました。

押入れの採寸結果

採寸の結果、押入れの寸法は「幅2.6メートル×高さ2.4メートル×奥行0.9メートル」でした。

前回書いたとおり、業務用キッチンは奥行が45センチと狭いので、配管などに奥行10センチほどを割くとしても30センチくらいは床が余りそうです。

これなら料理をしている人の足もほとんどリビングにはみ出ないで済みそう。

高さも2.4メートルあれば、上部にレンジフードや収納も設置できるでしょう。

ポイントは横幅2.6メートルにキッチン本体と冷蔵庫をどう収めるか

いつも世田谷のマンションでは、冷蔵庫置場は60センチ(0.6メートル)取るようにしています。

今回はそんなに大型の冷蔵庫を置く気はないのでこれで十分。

となると「2.6-0.6」でキッチンに割ける横幅はおよそ2メートルという計算になります。

押入れ内のレイアウト案

では、この2メートルをどう使うか?

前回も書きましたが、業務用キッチンはコンロ台やシンク、作業台などの組み合わせで構成されます。

サイズも幅45センチ、幅60センチ、幅75センチ、幅90センチ、幅1メートルと多様なサイズバリエーションが用意されているので、さまざまな組み合わせが考えられますが、今回の構成も基本的に世田谷の自宅に設置したキッチンを踏襲しようと思います。

世田谷の自室の業務用キッチン

「コンロ台・作業台・シンク」というならびで、2メートルに収まる構成を考えてみたところ、こんな感じになりました。

業務用キッチンの構成案

左に60センチ幅のガスコンロ、右に60センチ幅のシンクとなり、「2.0-0.6-0.6」で残りは80センチとなりますから、75センチ幅の引出し付き作業台を選びました。

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もちろん、キッチンに何を求めるかで他の構成も考えられるでしょう。

たとえば、作業スペースの広さを重視する考え方。

シンクを横幅45センチにすれば、作業台を90センチに広げることができます。

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シンクの右横に作業スペースがほしいなら、90センチ幅の台付シンクに、45センチの作業台を組み合わせるなんてこともできますね。

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45センチ幅の作業台だと引出しはありません。

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シンク幅に1メートル割けば2槽タイプのシンクを選ぶことも。

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と思ったら、2メートルを5センチだけオーバーしてしまいました。

これくらいならギリギリ収まりそうですが。

こんな具合に、組み合わせ次第でニーズと設置スペースに柔軟に対応できるのが業務用キッチンのよいところです。

さて、山小屋のキッチンに戻りましょう。

コンロ上にはレンジフードを設置します。

レンジフードは以前、世田谷のマンションにも設置したこちら。

ブーツ型レンジフード

toolboxが取り扱う「ブーツ型レンジフード」です。

【toolbox】ブーツ型レンジフード

デザイン的に洗練されたところがあったりするわけではないのですが、リーズナブルさが魅力。

今回は業務用キッチンにあわせてシルバーカラーのものを選びます。

ブーツ型レンジフード
※toolboxからお借りしました

業務用キッチンには水栓が付属しないので、これも選ばなければならないのですが、今回は既存のキッチンにあるこちらを流用しようと思います。

既存の水栓

築50年の家の水栓には見えないでしょう?

実はこれ、以前、東京を強烈な寒波が襲った冬に破損した水栓を取り替えたもの。

まだ交換して2年ほどですから、このまま廃棄するのはもったいないので移設することにします。

以上で設備はだいたい決まりましたが、いくつか大工さんにお願いしたい造作もあります。

まず、レンジフードと同じくらいの高さに収納用の棚板を。

収納用の棚板

世田谷の自室のキッチンでも棚板を大工さんに造作してもらい、そこを収納として活用しています。

もうひとつ、突っ張り式の洗いカゴも設置してよかったと感じているものです。

突っ張り式の洗いカゴ

容量が多く、突っ張り式なので安定感も抜群。

山小屋の新しいキッチンにもぜひ同じ洗いカゴを設置したいので、8センチくらいの奥行のカウンターを造ってもらうことにします。

業務用キッチンに合わせて板金でステンレス板を貼りつけてもらおうと思います。

だいぶ考えがまとまってきたので、キッチンの構成案を描いてみました。

キッチン全体の構成案

おおまかな構成が見えてきました。

このほか、寒波以来ずっと調子の悪かったガス給湯器も交換することにしました。

壊れかけのガス給湯器

追い焚きするたびにかなり大きな「ガコンガコン」という音がしていて不安でした。

設置から15年は過ぎているので替え時なのでしょう。

給湯器を交換するなら、操作パネルもおしゃれなものを選ぶチャンス。

せっかくなので、以前気になっていたノーリツのスタイリッシュリモコン「RC-A001」を設置してみようと思います(画像にはアフィリエイトリンクが張ってあります)。

以上を盛り込んで、リクエスト一覧の資料を作成し、建設会社に送りました。

離れと同様、今回も内装の仕上げは僕が自分でやるつもりです。

なるべくDIYや施主支給でコストダウンし「100万円に収まればいいな」と思っていたのですが、その思いはあっさりと裏切られることになります。

次回は業者さんに出してもらった見積もりを見ながらプランを修正します。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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