(246)空室になった部屋に小物を設置してグレードアップする
6年ぶりに空室となった世田谷のマンションの一室。これを機にグレードアップを図っています。
洗面にタイルを張り、
脱衣所に折りたたみ棚もつけました。
今回は最後の仕上げに小物をいろいろと追加してみようと思います。
■キッチンにはダルトンのタオルホルダーなどを追加
まずはキッチンから。設置前はストイックな雰囲気でした。
イケアの収納を設置してぐっと使いやすくなりました。
この中で唯一イケア製でないのがこちら。
アメリカンテイストの雑貨や家具でおなじみの「ダルトン(DULTON)」のタオルホルダーです。
以前、「日刊Suami」でお店を取材させていただいたときにもご紹介しました。
もう3年以上前なので店内の様子もだいぶ様変わりしましたが、あいかわらず楽しい店内です。
このタオルホルダー、お店で買っても「715円」ですが、アマゾンで「あわせ買い」すると一個「531円」で買えてしまいます。
スクエアタイプなら「475円」。
いずれもおよそ500円で購入できてしまいます。両面テープで接着できるのでノーマルなタオルかけを設置する余地がない場合にはおすすめのアイテムです。
キッチンにはもうひとつ追加したものがあります。
シンクにあったゴミ受けをステンレス製に交換しました。山小屋や世田谷の自室にも採用した商品です。
もともと付属していたものはゴム製でしたが、ステンレス製のほうがメンテナンスしやすくていいと思います。
こちらもアマゾンで「599円」。
■天井のボルト穴を復旧してアイボルトを設置
続いてはリビングの天井まわりに手を入れます。
一見、ただの天井に見えますが、
触れてみると柔らかいところがあります。
撤去前の天井を吊っていた金具用のボルト穴をシーリング材で埋めた跡です。
錐でつついてシーリング材をほじくりだして穴を復旧しました。
穴を埋めていたシーリング材がきれいに取れました。
復旧した穴にアイボルトを設置します。
躯体に直接埋め込まれた穴なので強度は抜群。
ハンモックを吊るしてもびくともしません。
S字フックをかませてグリーンなどをかけても楽しいです。リノベーションで既存の天井を撤去して躯体をあらわしにする際にはぜひこの穴を残して活用することをおすすめします。
■ペンダントライトにリモコンとシェードをプラス
次は照明を改善します。
リビングにはイケアのスマート電球を設置したのですが、せっかくなので隣り合う三畳のサービスルームのペンダントライトもアレンジします。
まずはここにリモコンを追加しましょう。
オーム(OHM)電機の「天井照明器具専用リモコンスイッチ」です。こちらもアマゾンで購入。
こんな感じでシーリングと照明器具のあいだにかませて設置します。
リモコンでオンオフ操作できるようになります。古い賃貸などで壁スイッチがないお部屋などでも活躍する商品です。
考えものなのがリモコンの置き場所。この製品にはリモコンホルダーが付属していません。壁に釘でも打ってリモコン下部の穴を引っかければ収納できますが、それではちょっと味気ない。
そこでこんなものを用意しました。百円ショップ「キャン☆ドゥ」で見つけたシェーバーホルダー。ちょうどいいサイズかと思いましたが、
わずかに幅が足らず入りません。残念……。
悔しいのでひと手間かけて加工します。
熱した錐で溶かして幅を広げ、
カッターで削って整えてあげました。
これで無事にリモコンが収まるようになりました。
あとはこんな感じで両面テープで壁に接着します。
使いやすくなったのでガラスシェードも追加して見た目も改善。
自由が丘の家具&雑貨店「momo natural(モモ・ナチュラル)」で買いました。
「1,760円」とかなりお求めやすい値段で雰囲気もよくなりました。
めでたく空室のグレードアップが完了。だいぶ快適な空間になりました。
あとは内見のお客さんを待つばかりですが、折も悪く東京は三回目の緊急事態宣言が延長され、しばらくは様子見な雰囲気が漂います。残念ですが、気長に募集を続けるしかなさそうです。