(292)洗面台にはサンワカンパニーの「トロピカ」を選んだ

母屋の水まわり

前回、タイル壁に照明を設置しました。

残る作業は洗面台の設置のみ。

洗面台設置前の壁

今回はこの空白部分に洗面台を設置します。表題のとおり、選んだのはサンワカンパニー(Sanwa Company)の洗面台です。

サンワカンパニーのバタフライ
「バタフライ50」

うちのマンションのリノベーションでも、サンワカンパニーの洗面を何度も採用してきました。

サンワカンパニーのラバボ
「ラバボ400」

他の大手メーカーでは見られない、ちょっと個性的な洗面ボウルを多数扱っているのが特徴です。

サンワカンパニーのビードロ
「ビードロ スクエア」の「ミルキーホワイト」

どれもリーズナブルですし、入居者さんにも好評です。僕も自宅や会社の事務所、実家などでサンワカンパニー製の洗面ボウルを採用しています。

さて、山小屋の洗面には「収納力」がほしいと思いました。妻が使用する化粧品や洗剤のストックなど、なるべく洗面台の下に収納したいので、壁付け洗面ボウルではなく収納つきの洗面台を選びたいのです。

サンワカンパニーのショールームのロゴ
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

というわけで、外苑前にあるサンワカンパニーのショールームを訪れたのが今年の3月のこと。実は現在では外苑前の別の場所に移転しているのですが、当時は移転準備に伴うショールーム閉鎖の直前。ギリギリ滑り込みで間に合いました。

サンワカンパニーのショールーム
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

ショールームとしては抑えめの照明が印象的です。コロナの影響で人数制限ありの予約制だったので人影もまばら。ゆっくり見て回ることができました。

窓から見える隣家の瓦屋根
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

窓ガラスから見える隣家の瓦屋根も見納めかと思うとちょっと残念です。

ホテル洗面台
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

サンワカンパニーのラインナップの中でもっともオーソドックスな洗面台といえば「ホテル洗面台」です。その名のとおりホテルを思わせるシンプルなデザイン。実家をリフォームした際にも、母の希望でこれの「ホワイト」を採用しました。上にのせる洗面ボウルによって印象がかなり変わるので組み合わせが大事です。価格もリーズナブルですし、ひとまずこれはキープ。

カリモク洗面台
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

思わず目を引かれたのが「カリモク洗面台」。緑色のモケット生地のソファで有名な「カリモク」とコラボして作った洗面台なんだとか。無垢材で作ったというだけあって、木の存在感がしっかり伝わってきます。ただ、ナチュラルな木材の色味は我が家にはちょっとミスマッチです。価格も「129,000円~」とけっこうお高めなので、こちらはなし。

フィーネ洗面台
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

洗面台といえば「フィーネ」もインパクトがあります。ミニマムなフレームだけで構成された洗面台はデザイナーズマンションに似合いそう。壁全面をタイル張りにしてこの「フィーネ」を設置するという案も一瞬浮かんだのですが、そうすると隠れる部分がなくなり、さらに多くの量のタイルが必要になるのであきらめました。収納力を重視するという今回の目的からも逸れてしまいますので残念ながら見送りに。

トロピカ洗面台
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

結局、選んだのがこの「トロピカ」でした。アジアンリゾートを意識したデザインの洗面台のようですが、うまく使えばモダンなインテリアにもマッチすると思います。

正直に言うと、僕自身、特にデザインが気に入ったというわけではないのです。

決め手は引出し部分の格子。

トロピカ洗面台の格子
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

正面の引出しが格子状になっていてスキマがあります。つまり、収納内が密閉されないので通気性がよいのです。

我が家のような湿気の多い別荘では、留守中に空気が淀んで収納内にうっすらカビが生えることが多いので、少しでもそのリスクが減らせる洗面台を選べるならばそれに越したことはないと考えました。

トロピカ洗面台の収納内部
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

引出しを開けてみると、配管部分を避けつつ、しっかり物が収納できます。

トロピカ洗面台と洗面ボウル
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

洗面台の上にボウルをのせるのが基本的な構造ですが、

洗面ボウル一体型のトロピカ洗面台
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

洗面台の天板と同サイズのボウルをかぶせて一体化させた「トロピカセット」を選べるところも気に入りました。

洗面ボウルをカウンターの上にのせると、時間が経つにつれてボウルとカウンターの接するあたりが汚れてくるんですよね。

実家の洗面ボウルの汚れ

これは実家の「ホテル洗面台」と洗面ボウルの間のコーキングにたまった汚れ。

天板とボウルが一体になっていればコーキング部分がないので汚れの心配がありません。

というわけで、「通気性」「収納力」「洗面ボウル一体」などの要素を総合して「トロピカ」を選ぶことにしました。

トロピカ洗面台のカラーバリエーション
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

展示されていたのは「ホワイト」と「カフェウッド」でしたが、もう一色「ダーク」というカラーも選べます。

「ダーク」カラーの面材
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

これは「ダーク」の面材サンプルを「カフェウッド」の洗面台にのせて撮影した写真。木材の色味は写真ではなかなか把握できないので、ショールームへ行くか面材サンプルを取り寄せるかして実物を確認することをすすめます。

僕の印象では「カフェウッド」はライトブラウン、「ダーク」はダークブラウンといった感じ。我が家の洗面の雰囲気に合うのは「ダーク」でしょう。

なお、天板とボウルが一体になったタイプの場合、4種類の洗面ボウルから選ぶことになります。

洗面ボウル「カーヴィー」
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

ボウルのフチが山型に盛り上がった「カーヴィー」、

洗面ボウル「カリッサ」
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

シャープなエッジが印象的な「カリッサ」(写真はヨコにスペースがある900mm幅のタイプですが、750mm幅だとボウルはセンターにきます)、

洗面ボウル「SUSカリッサ」
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

「カリッサ」のステンレスバージョン「SUSカリッサ」、

洗面ボウル「リーシオ」
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

ボウル部分だけが滑らかにくぼんだ「リーシオ」(写真は600mm幅のタイプ)です。

「カーヴィー」はデザイン的に好みではないので除外し、ステンレス製も今回の洗面には合わないと思い、「カリッサ」か「リーシオ」か迷って妻に意見を聞いたところ、「リーシオ」のほうが好みだということでこれに決まりました。

ホテルミラーボックスW750
※「サンワカンパニー」の許可を得て撮影・掲載しています

組み合わせるのはミラーキャビネット「ホテルミラーボックスW750」。洗面とぴったり幅がそろいます。我が家では壁に埋込むタイプを選びました。

そのほか水栓や排水トラップなども含めて計「129,300円」。

トロピカ洗面台の見積もり

送料を加えて「142,520円」となりました。サンワカンパニーは業界によくある「掛け率」の問題などがなく「カタログに掲載された金額+送料=合計金額」という明朗会計なのでわかりやすいです。今回は自分で注文して施主支給しました。

では、山小屋に設置した洗面をごらんください。

トロピカ洗面台

落ち着いた雰囲気の洗面ができあがりました。

トロピカ洗面台

洗面の照明を点けた状態。

洗面台の色は「ダーク」を選びましたが、まわりとも色味が合って溶け込んでいます。良い意味で目立たなくてよかったです。

洗面のタイル

何度も書いてきましたが、洗面の主役は陶芸家のいざきあつしくんの作ってくれたオリジナルのタイルですから、洗面台は存在感が薄めくらいでちょうどよいのです。

とはいえ、もう少しディテールを見たいという方もいると思うので明るめに撮影してみました。

トロピカ洗面台

前面の格子が目立つのを期待するなら、本体の色は「カフェウッド」か「ホワイト」を選んだほうがいいかもしれません。

洗面ボウル「リーシオ」

洗面ボウル「リーシオ」は広々として使いやすいです。

洗面に置いた小物たち

750mm幅のタイプだと平面部分も広いので、コップなども置けます。

洗面ボウル「リーシオ」のくぼみ

ただ、平面からシームレスにくぼんでいくので、ボウル寄りに物を置くと転がり落ちてしまうので注意が必要ですね。

洗面

洗面台の設置が完了して水まわりのリフォームがすべて終わりました。

次回は完成後の様子をごらんいただきながら、リフォーム費用についてまとめます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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