(337)障子にシナベニヤを張ってリメイクしてみた

家具や雑貨

このところずっと世田谷のマンションの話ばかりでしたが、今回からひさしぶりに山小屋の話に戻りたいと思います。

母屋のリビング

この1、2年、母屋のキッチンに隣接するリビング兼ダイニングを少しずつリフォームし、だいぶ居心地の良い空間ができてきました。

しかし、妻から思わぬダメ出しが。

妻
この障子、なんとかならないの?

リメイク前の障子
あー、やっぱり気になっちゃう?
アサクラ
アサクラ

妻
まわりがきれいになると目立つよね、プラスチックの感じが

まあ、僕もうすうす気になっていたんだけど……
アサクラ
アサクラ

昔の障子

ひどい写真ですいません。昔撮った写真の背景にもともとの障子が写っていました。

プラダンを張った障子

今から15年ほど前、紙をはがしてペンキで木枠を塗装し、表側にプラダンを張りました。DIYをしているという意識すらなかったころの話です。

プラダンの表面

プラスチック段ボールを選んだのは加工しやすく断熱性能があるからでしたが、今見るとどうしても質感の安っぽさが気になってしまいます。

そこで、珍しく妻の手も借りてリメイクすることにしました。


■シナベニヤを通販で購入することに

リメイク方法についてはけっこう悩みました。

プラダンの上から壁紙を張るとか、プラダンを外して布を張るとか、いろいろ考えたのですが、どれも技術と予算の折り合いがつきません。

結局、プラダンと同じサイズの薄いシナベニヤを買って上から張り付けるのが①技術的にも簡単で②シンプルで無難な仕上がりになり③断熱性能もアップするのでよいだろうという結論に至りました。

測量したベニヤサイズのメモ

早速、測量して書き出してみました。ホームセンターで915ミリ×1825ミリの3ミリのシナベニヤを8枚購入し、カットサービスをお願いするつもりでした。運搬には軽トラを借りねばならず、慣れないクルマでの運転と往復の手間がかかりますが、そこは仕方ないとあきらめるつもりだったのです。

ところが、運悪く近所のホームセンターのシナベニヤが在庫切れで、8枚どころか3枚しかありません。ラワンならばギリギリ8枚あるのですが、今回のDIYにはシナベニヤだと決めていたので妥協はしたくありません。

取り寄せてもらうという選択もあるのでしょうが、ふだん山小屋に暮らしていない自分にはけっこうな手間です。それならいっそ通販で購入しようと方針転換し、以前ペグボードをサイズオーダーしたアサヒ」で注文しました。

シナベニヤの注文明細

むむ、通常の送料に加えて「別途配送料4,000円」が加算されるとのこと。まあ、個人宅や現場宛は手間とリスクがあるから仕方ないのか……合計一万円近い送料に一瞬たじろぎましたが、他の手段も見当たらないのでポチリ。

開梱前のシナベニヤ

指定した日にちに無事に届きました。ホームセンターを2往復することを考えると個人的には100倍ラクでした。

開梱したシナベニヤ

荷をほどくとシナベニヤならではの端正で上品な表面が。

シナベニヤの表面

そう、今回はこの質感を求めていたのです。


■「ワトコオイル」の「ホワイト」で塗装

ワトコオイル

この色味をなるべく損なわずに仕上げるために選んだのが「ワトコオイル」の「ホワイト」です。

1リットルの「ホワイト」はホームセンターで扱いがなく、アマゾンで購入しました。

200ミリリットルよりも断然お得だと思います。

ワトコオイルのホワイト

「ナチュラル」じゃないところがポイントです。

「ナチュラル」を使うと木材にはうっすら濡れたような黄色がかった色が付きます。

オークのスライスウッドを張ったドア

以前、スライスウッドをドアに張りましたが、無塗装のドアを「ナチュラル」のワトコで塗ると、

ワトコオイルのナチュラルで塗装したスライスウッド

こんな感じに仕上がりました。これが「ナチュラル」の色味です。

オークとシナベニヤではもともとの色味も異なるのでかんたんには比較できませんが、今回はシナベニヤ独特の白っぽさを残したいので「ナチュラル」ではなく「ホワイト」を選んでみました。

容器に移したワトコオイルのホワイト

容器に移してみると思ったよりも白さが際立ちます。すっごく白っぽくなってしまったらどうしよう……そんな心配もよぎりますが、ここまできたら塗ってみるしかありません。

ワトコオイルのホワイトをハケで塗る

塗り方については過去の記事を参照ください。

「ワトコオイル」はサラサラとして塗りやすく初心者にもおすすめの塗料なので、まず失敗はしないと思います。

で、気になる色味はというとこんな感じ。

ワトコオイルのホワイトで塗ったシナベニヤ

無塗装よりもほんの少し白みが増したという印象ですが、ほとんど変化はありません。


■障子にはめこんで釘で固定すれば完成

障子のわきにたてかけたシナベニヤ

オイルが無事に乾いたら、続いては障子にベニヤを固定する作業です。

両面テープを貼ったプラダン

まず、プラダンの表面に両面テープを貼り、

ベニヤを障子にはめこむ

ベニヤ板をはめこんで接着します。

ベニヤをはめこんだ障子

サイズオーダーしただけあって、ぴったりはまりました。

この状態だと両面テープで仮固定しているだけなので、いつはずれてもおかしくありません。

ベニヤと障子の間のスキマ

多少の誤差もありますし、板が反ったりおじぎしたりしてスキマができたところも。

木工用の小さな釘

そこで、ベニヤを固定するために木工用の小さな釘を使います。

シナベニヤを釘で留める

障子の木枠があるところを狙って、1枚につき2~3か所ほど留めてやりました。

釘の頭

釘なので頭は残ってしまうのですが、

シナベニヤを張った障子

離れて見てみると気にならないのでOK。なお、隠し釘も使ってみましたが、板の反りには耐えきれませんでした。

シナベニヤと珪藻土の質感

クリーム色の珪藻土の壁とシナベニヤが近い色味に仕上がったのも満足。「ワトコオイル」の「ホワイト」、正解でした。

プラダン丸出しのときとくらべて部屋が上品な雰囲気に変わりました。シナベニヤを張っただけですが、印象は劇的に変わったと思います。

障子にシナベニヤを張った後の室内

障子にシナベニヤ、おすすめです。

次回は一緒に写っているアームライトのお話。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。ESSE online(エッセオンライン)に記事を書くことも。 インスタグラムも...

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