(525)インテリアのアクセントに選んだブラックとダークブラウンの小物

ここ数回、ホワイトをベースにブラックとダークブラウンで差し色を入れた部屋のインテリアをご紹介してきました。
今回はその最終回。
インテリアのアクセントとして採用したさまざまな小物をまとめてご紹介したいと思います。「ブラックもしくはダークブラウン」という色を軸に、アイアンの無骨な雰囲気を漂わせるものを中心に選んでみました。
まずはクローゼットから。

写真はリフォーム前。建具の状態は良好だったのでそのまま残したいと思ったのですが、

塗装がはげた取っ手にはガッカリ感が漂っていたので、

アイアンの取っ手と交換しました。

これだけでもけっこう印象が変わります。

新しく設置してもらったシューズボックスの取っ手も、

アイアンを選びました。どちらもtoolboxで見つけたものです。
【toolbox】アイアン把手 台座付き角棒
【toolbox】アイアン把手 丸棒 T型
アイアンはやっぱり雰囲気があるなあ、ということで玄関にもアイアンのコートハンガーを。

3つのフックが独立して動く珍しいタイプ。東急ハンズで見つけました。だいぶ前に購入したもので現在は取り扱いはないみたいです。

ウッドウォールパネルを張ったアクセントウォールの前にはL字のアイアンバーを。

木の壁を背景に植物を吊るすとグリーンが映えて楽しいです。
アイアンといえばトイレのサインプレート。

今回はトイレの間取りはいじらずに古いドアを塗装して残したので、ささやかなアレンジとしてアイアンのプレートを付けてみました。

ダルトン(DULTON)で購入したものですが、すでに取り扱いは終了しています。
現在は角型のタイプが販売されています。

ベッドルームの照明も黒のフレームが印象的なシーリングライトを選びました。
アートワークスタジオの「ポリゴナルシーリング(Polygonal ceiling)」の「AW-0475」です。
アートワークスタジオといえば、これも。

「ビンテージケーブルアジャスター(Vintage cable adjuster)」。
照明コードの長さを調節できるいわゆるコードリールですが、丸型が圧倒的に主流な中で個性の際立つデザインが気に入りました。

トイレのペーパーホルダーには、たびたびうちのマンションで採用してきたマルチハンガーを。
そっけないくらいシンプルなデザインで、タオルハンガーとしても使えるので便利だったのですが、現在はCDCでの取り扱いは終了してしまいましたが、別のショップで購入できるようです。
複数の色があるのでインテリアに合わせて選べます。
こんな感じで小物の色をそろえていくと黒じゃないものが気になってくるもの。

いつも天井に設置しているアイボルトは写真のような金属そのままの色なので、

この部屋ではアイアン塗料のブラックで塗装して部屋の雰囲気に合わせました。面倒ではありますが、こうやって色味をそろえていくのは大事な作業でもあります。

通常はベージュカラーが主流の角型シーリングも珍しい黒を選びました。結局、照明器具で隠れてしまったのでムダでしたが……。

洗面の水栓も黒。サンワカンパニーで見つけました。
【sanwa company】フィクサー混合水栓 ブラックマット
通常の水栓よりもやや割高になるのですが、洗面ボウルはリーズナブルな普及品を選んだぶん、奮発してみました。

たかが水栓の色ひとつでも空間の統一感をアップさせてくれます。

この部屋のもうひとつのアクセントカラーは床材に用いたダークブラウン。

この色にそろえて、いつもはナチュラルカラーを選ぶことも多い無印の鏡もブラウンをチョイスしました。

現在は生産終了になってしまったタモ材をブラウンに塗ったタイプです。現行のブラウン系というとウォールナットがありますが、
こちらはもっと自然で浅いブラウンなので、あえて廃番品をメルカリで探しました。

スイッチプレートも木製でブラウン塗装のものを。
アメリカンスイッチでおなじみのR.C.カンパニーで購入しました。
ブラックやダークブラウンのスイッチやコンセントと組み合わせて渋い雰囲気に。他にもさまざまなカラーがあるので自分なりの組み合わせを見つけるのも楽しいです。

ペンダントライトもブラックとダークブラウンを組み合わせたものを選びました。メーカーは失念。すいません。

ブロックをホワイトのペンキで塗った壁にも、ピンポイントでダークブラウンの木材を取り付けました。

Wi-Fiルーターなどを置けるのに使えますが、不要な場合は折りたたむこともできる棚受けを採用。
【toolbox】メカニカル棚受け ホワイト150
棚板と一緒に支給して大工さんに取り付けてもらいました。

なお、棚板は古材の板にブラウンのワックスを重ね塗りしてダークブラウンに仕上げています。
使ったのはおなじみブライワックス(BRIWAX)の「ジャコビアン(Jacobean)」。ブライワックスはカラーバリエーションが豊富でどれを選ぶか迷うかもしれませんが、個人的にはこの色が汎用性も高くて愛用しています。

いかがでしたか。小物ばかりずらりと紹介しましたが、こうやってひたすら色味をそろえていくと空間に統一感が出てそれらしい雰囲気が出せるのでおすすめです。