(638)玄関に設置した4種類のフックや小物を紹介する

前回、玄関土間に張ったタイルについてご紹介しました。
(637)失敗だらけの玄関タイルDIYを振り返る
今回は、玄関まわりに取り付けたフックを中心にインテリア小物をご紹介したいと思います。

我が家の玄関には4種類のフックが設置されていますが、10年前にリフォーム工事をおこなった直後にはひとつも付いていませんでした。
この部屋に住みながら賃貸の部屋のリフォームを手がけているうちに、うちのマンションのように狭い部屋では収納用品が備え付けられていることが大事だと考えるようになり、機会を見つけてフックを付け足してきたのです。
■IKEAの折りたたみフックとダルトンのマグネットホルダー
はっきり時期を覚えていないのですが、4、5年前に設置したのが、玄関ドア向かって左側のフック。

こちらの壁はブロックのため、賃貸の部屋を工事する際に大工さんに取り付けをお願いしました。

上に見えるのがIKEAの折りたたみフック「ビャーヌム(BJARNUM)」です。

折りたたんだ状態はフックに見えないほどシンプルなのに手前に倒すだけで使えて、がっしりとした造りでかなりの耐荷重を発揮してくれます。

コートなども安心してかけられ、うちのマンションでは定番となっている製品ですが、残念ながら現在は廃番となっています。なお、アマゾンで「折りたたみフック」などと検索すると類似した商品が多く見つかりますが、品質のほどはわかりません。

一方、スイッチの下に取り付けてもらったのはダルトン(DULTON)のマグネットホルダーです。
ガレージやキッチンでツールホルダーとして使うのが主用途だと思われますが、

我が家では小型のマグネットフックをくっつけてカギの整理に使っています。
これはアマゾンで見つけたフックですが、小型ならどんなものでも大丈夫。

マンション共用部のカギの中で頻繁に持ち出すものはここにタグをつけてぶら下げています。「番号札」とか呼ばれる昔ながらのキータグですが、色で感覚的に視認できてカラフルな見た目も気に入っています。
■玄関ドアの上の棚板には挟んで留めるハンガーフックを
この2つのフックでだいぶ便利になったのですが、しばらくしてから玄関ドア上の収納棚を整理した際に新しいフックを取り付けました。

実は、この棚、いちばんひどいときはこんなありさまでした。

いやはやなんとも散らかった状態です。
10年前のリフォームで大工さんに造り付けてもらった棚板だけでは足らずに、ドアのすぐ上に突っ張り棚を設置していろいろ詰め込んでいました。もし地震なんて起きたら、まちがいなく落下してきたことでしょう。
そこで、一念発起して片付けてみると不要品がたくさん詰め込まれていたこともわかり、思い切っていろいろ捨て、残ったものは収納箱に分類してならべてみました。

なんというスッキリ感。
無印のソフトボックスの「長方形・ハーフ・小」がシンデレラフィットしました。
持ち物の量を維持しつつ収納スペースを作るのも大切ではありますが、やはり物自体の量を減らすことが大事なのだと実感しました。
当初はこの板にビスでフックを固定しようと思っていたのですが、こんなものを見つけました。

挟むだけで設置できるハンガーフックです。
山崎実業の「Plate」シリーズの商品で、もともとはキッチンで使うことを想定しているようです。

上のコの字の部分を棚板に差し込んで、ネジを締めて固定する仕組み。

重いものをかけるつもりもないので締め付けすぎないていどに固定しました。

これは簡単。

2個セットなので、靴ベラと折りたたみ傘を吊るしています。
■オレンジのミニフックで竹ぼうきなどを収納

最後に追加したのが玄関収納の脇に取り付けたミニフック。

我が家の玄関はオレンジがアクセントカラーになっているので、オレンジのフックを探したところ、ゴーリキアイランドで「60sオレンジ」というシリーズが展開されているのを発見しました。
「リリー」と名付けられたフックで、昔の家でよく見かけた懐かしいデザインですが、オレンジ色で見るとちょっと新鮮な感じもします。

こちらの壁は石膏ボードなので下地の柱を探してから、

DIYで付属のビスを打って固定しました。

設置してみると本当に小さくて引っかけられるものも限られるのですが、我が家の玄関はとにかく狭いので腰高にあまり大きいフックを設置すると服やリュックなどが引っかかって困るため、なるべく小さいものを選んだのでした。

竹ぼうきやプラスチック製のハエたたきなど、軽いものを吊るしているので耐荷重はまったく心配ありません。万一、フックが外れて落ちたところで大きな問題はないでしょうしね。

ちなみに、その横の床に置いてあるのが傘立てです。これも圧迫感のないものということでミニマムなものを選びました。
これはideaco(イデアコ)の傘立て「ミニキューブ(mini cube)」です。

穴が9つあるタイプもありますが、夫婦二人暮らしなら4つの穴のミニタイプで十分。正直、安定性には若干の不安があり、出かけるときにリュックなどがぶつかると倒れてしまったりすることもありますが、淡いイエローカラーとミニマムなサイズが我が家にピッタリはまっているので満足しています。

何かと物が多く置かれがちな玄関にはフックがたくさんあると本当に便利です。小物の色使いにもこだわってカラフルな玄関になりました。次回は写真上に見えるオレンジのペンダントライトの話です。