(663)体重計はホルダーで壁かけ収納がいいかもしれない

前回に続き、世田谷の自室の洗面の話です。
この折りたたみ棚の下にあるスペースに体重計を収納してみます。

体重計をどこに置くか、我が家のような狭小住宅においては悩ましい問題でした。

うちでは前回ご紹介した折りたたみ棚の下のスペースに立てかけていたのですが、ちょっとぶつかった拍子にすぐに倒れてしまうのです。電子機器ですから衝撃をくりかえし与え続けるのはよくないので何とかしたいと思っていました。
■ステンレス製のまな板ホルダーを流用する
うまい具合に体重計を収納できないかと考えて見つけたのがこちら。

ステンレス製のホルダーです。
こちらはまな板や鍋ブタを収納するための製品なのですが、

商品ページでサイズを見てみると、うちの体重計にちょうどピッタリ合いそうなのです。

こんなふうに壁付けにすれば床も空いてすっきりするはずです。
■DIYで設置するなら壁の下地の確認から
それなりの重さを支えるのですからしっかり固定するのがとても大事。
DIYで取り付けるなら下地センサーは必須です。

これを使って壁内の下地を探していくと、

下地の柱がある箇所で反応し、光と音で知らせてくれます。
念のため針式下地探しで確認しました。

ばっちり自立して、下地の確認が取れました。
この部分には確実に固定できそうです。
■下地がない場所にはアンカーでビスを打つ

ただし、今回のホルダーは左右の二か所で固定するので、もう一か所は下地がない壁に当たってしまうのが問題。

ドライバーで確認してみましたが、ズボッと突き抜けて中は空洞でした。つまり、壁材は石膏ボードのみでビスの効く下地の木材がないということです。
ボードにビスを打つ場合、2つの方法があることは以前も書いたとおり。
前回は「どこでも下地 スピード・ミニ10」を使う方法を選んだのですが、今回はアンカーを使う方法を選んでみました。

上記の記事の写真で手順を振り返りましょう。

下穴を開けて、

ドライバーで少しずつ穴を広げて、

中にアンカーを押し込みます。

ダイジェストで見ると簡単ですが、ドライバーで開けた穴とアンカーの直径がしっかりマッチしていないと、打ち込んでもグラグラしてしまったり、壁の奥に落ちてしまったりする失敗も起こります。
大きな穴を開けてしまうと後戻りできないので、小さめの穴を開けてアンカーと合わせながら広げていくのが安全かも。

設置するホルダーには両面テープが付属していたので仮留めしてからビスを打つことができます。

水平に注意しながら接着したらビスを打って固定しましょう。

下地のあるほうの壁はもちろん、

アンカーを打った壁にもばっちりビスが決まりました。

文句なしにガッチリと固定できました。
■足下が空くと広々して掃除もラク
では、体重計を収納してみましょう。

グラつきなどなく、しっかり収納できました。これで以前のようにぶつかった拍子に倒してしまうこともなくなります。

壁かけ収納は見た目的にもすっきりしていいですね。体重計の収納方法としてはベストなのではないか、と自負しています。

前回、ミニスツールを撤去して折りたたみ棚をDIYし、今回、体重計を壁かけにしたので、床置きのものがなくなり掃除が格段にしやすくなったのもうれしいです。
まな板や鍋ブタを置くための商品だそうですが、サイズが合えば体重計収納にはピッタリだと思います。体重計の収納にお困りの方は試してみてはいかがですか。