(700)【テーブルDIY⑤】天板にタイルを張って脚を取り付ける

タイル

5回にわたって書いてきたテーブルDIYもいよいよ最終回。

前回、木部塗装のやり直しなども経て、白く塗った天板のベース部分がなんとか完成しました。

今回は、この天板にタイルを張り、最後に脚を取り付けてテーブルを完成させます。


■割り付けで痛恨のミスも向きを変えて乗り切る

まずはタイルを張る前の天板をごらんください。

タイルを張る前の天板

ここに張るタイルがこちら。

平田タイルの「フレッチャ」

平田タイルの「フレッチャ」です。

タイルの割り付け

事前に割り付けを検討したうえで、天板のサイズを決めました。

タイルの仮置き

3シートをならべたサイズに横幅を合わせたのでぴったり。

タイルの仮置き

奥行きについてもタイルカットなしで収まるように計算したはずだったのですが、

タイルの仮置き

なぜか5ミリほどオーバーしてしまい、ぴったり収まりませんでした……。独特の形状で収まりの計算が難しいタイルなので、割り付けをしくじってしまったようです。

これはタイルをカットするしかないのか?と思った矢先、ふと思いつきました。向きを変えればうまく収まるのではないか?

タイルの仮置き

ダメ元で横向きにならべてみたところ、計算したようにジャストサイズで収まりました。偶然に救われました。結果オーライ。


■ボンドで接着し、目地を入れたら天板は完成

タイルが収まってくれさえすれば、あとは接着と目地入れの作業をおこなうだけ。作業手順としてはいつもどおりの内容なので細部は省いてダイジェストで失礼します。

タイルDIY

木枠をマスキングテープで養生してボンドを塗ります。

使ったのはタイル専用ボンド「フレックスマルチ」

タイルDIY

ズレがないように慎重にタイルを接着していきます。

タイルDIY

仮置きどおりにきれいに収まりました。

タイルDIY

ボンドが乾いたら、目地材を練って入れ込んでいきます。我流ですが、手指での作業がいちばんラクできれいにできると思っています。

タイルDIY

スポンジや布巾で表面を拭き上げ、きれいになったら養生をはがします。

目地入れしたタイル

一晩待って目地が乾いたら完成です。

目地入れしたタイル

エレガントな雰囲気に仕上がって我ながらよくできたと思っています。

今回の目地はINAX(イナックス)の目地材「スーパークリーンバストイレ」のホワイトにライトグレーを同量混ぜてうっすらグレーに調色しています。

残った目地を活用しただけですが、絶妙な色味に仕上がってよかったです。


■金属製のホワイトの脚を取り付けてテーブルが完成

最後の作業はテーブル脚の取り付けです。

今回、選んだ脚はこちら。

テーブル脚

ゆるやかにカーブするフォルムが印象的な金属製です。

アマゾンで購入しました。価格は「8,290円」。

実はこれ、2本セットだと思い込んで購入したら1本ずつのバラ売りで、届いたときはまちがえた自分にショックを受けました。ひとつ買ってしまった手前、ムダにはできないのでもう1本追加注文しましたが、価格も安くはない割には造りも雑な商品で、2本だと倍の料金を払わされたような錯覚もあってか、いろいろ残念な気持ちになりました。

というものの、60センチの高さのテーブル脚は少ないので貴重な存在ではあるのです。

テーブル高さの採寸

テーブルDIYの初回でも書きましたが、今回のテーブルの高さは67センチよりも低くしなければならないという制約がありました。一般的なテーブルの高さが70センチ強ということを考えると、しっかり低めで、あまり見かけない高さです。

67センチ以下という条件で、天板本体の厚みがおよそ3センチということも考慮すると、脚の長さは64センチよりも短くなければなりません

そこで、「高さ60センチ」でテーブル脚を検討したのですが、そもそもこの長さの脚が少ないうえに、「天板の奥行きに収まり、タイルの色に合う」という条件も加味して探してみると、今回の商品以外にはほとんど候補がなかったような状態でした。

脚と天板

これを天板に取り付ければ、いよいよ完成。

枠から脚までの長さ

脚の位置は枠の内側から15ミリのところに決め、

脚を天板に固定

天板の厚みに合わせたビスを用意してがっちり留めました。

ビスの長さ

脚本体を貫通して天板に留める形式でグラつきが生じやすそうと考え、ビスの長さは天板の厚み(21ミリ)ギリギリを選んで、しっかり天板に固定しています。

脚裏シート

脚裏には付属しているアジャスターを取り付けるところなのですが、不格好になる気がしたので、家具用の脚裏シートを貼り付けて済ませました。

完成したワークテーブル

これにてテーブルDIYの作業がすべて完了。

完成したワークテーブル

早速、ワークスペースに運んでみると部屋のコーナーにぴったり収まりました。

ワークテーブルと椅子

座面高39センチの椅子との組み合わせもちょうどいい感じで、仕事しやすい空間ができたと思います。


■テーブルDIYの費用総額は「33,228円+α」

天板がタイル張りなので、サイズの割には重いのではありますが、運べない重さではないので、別の部屋に持って行って使うこともできます。

客間に置いたワークテーブル

昨年リフォームした客間のベンチの前に置いてみたところ、想像した以上にマッチしました。以下、その模様をごらんいただきながら、今回のテーブルDIYに費やした金額をおさらいしましょう。

客間に置いたワークテーブル

まず、天板に張ったタイル「フレッチャ」の価格から。1シート「1,780円」を6枚オーダーして、荷造り手数料と送料の「1,480円」に消費税を加えて「13,059円」でした。異なる材質を組み合わせたこだわりのあるタイルなので仕方ないのですが、けっこう高額です。ただ、今回のテーブルDIYの「顔」ともなる部分なので後悔はありません。

客間に置いたワークテーブル

続いて、天板の下地となった木材の価格ですが、厚さ21ミリのラワンランバーカット(910ミリ×450ミリ)が「2,508円」、これをツーカットしてもらって「100円」(50×2回)、木枠に用いたエゾ松の工作材が3本で「981」円(327円×3本)で、合計「3,589円」でした。タイルとくらべると安価に見えますが、木材も確実に以前より値上がりしていますね。

客間に置いたワークテーブル

アイアン製のテーブル脚は先ほど触れたとおり、2本セットと勘違いして1本購入して「8,290円」。追加で2本目を購入して「16,580円」は痛い出費でした。

客間に置いたワークテーブル

以上を合計すると「33,228円」。このほか、塗料や紙やすり、タイルの副資材などもありますが、手持ちのものを使用したので費用にはカウントしていません。これらをゼロからそろえてDIYしたら4万円に迫る金額になるかもしれませんね。

これはもう、そこそこの品質の既製品が買えてしまう金額です。自分のほしい材質でほしいサイズのテーブルが造れたので満足してはいますが、こうして費用総額をまとめてみると「市販のテーブルがいかにコストダウンを意識して造られているのか」が実感できて勉強になります。やっぱり、DIYって費用削減(だけ)を目的にするものじゃないなあと個人的に思うのですが、みなさんはどう感じましたでしょうか。

リビングに置いたワークテーブル

こちらはリビングに置いてみた写真。二人で食事するのはちょうどいいサイズ感でした。

気がつけば、2025年も終わり。次回は完成したゲストルームの総集編をお届けします。良いお年を。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。最近は熱海に購入したマンションの一室をDIYで修繕中。ESSE online(エ...

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