(463)室内のドアについたカギをDIYで交換してみた
寝室のリフォームもほぼほぼ完了し、だいぶ快適になりました。
この部屋は僕と妻が寝泊まりする寝室兼スタッフルームなので、
ドアには「PRIVATE」のサインプレートを取り付け、お客さんにも立ち入らないように案内しています。
スタッフルームといっても貴重品はほとんどありませんし、民泊などとちがって素性のわからない人が泊まりに来るわけでもないので、これで十分といえば十分なのですが、実はこのドアには、
もともとカギがついているのです。しかも、室内カギでは滅多に見かけないキーで開けるタイプのカギ。
振り返ってみると物件の引き渡し時にカギを受け取った記憶もなく、だいぶ昔に紛失してしまっていたのでしょう。
せっかくなのでこのカギをDIYで交換し、スタッフルーム用のカギとして流用してみようと思います。
そもそも、この種のカギって素人が簡単に交換できるものなのでしょうか?いつもお世話になっている業者さんに相談すると「オーソドックスなタイプならわりと簡単ですよ」と教えてくれました。
カギの種類を見分けるには、ドアの側面のここに注目するんだそうで。
「MIWA BH」と印字されていますね。「MIWA」は「美和ロック」の略。おなじみの大手カギメーカーです。
「BH」がカギの種類を示しています。これが合えば、大抵の場合は交換可能なんだとか。
調べたら、アマゾンでも取り扱いがありました。
商品説明によると「扉厚33~42mm対応」とのことでいちおう測ると、
う~ん、なんかギリギリ足りない気配もする……まあ、価格も「3,200円」と安価ですし、失敗してもあきらめがつくということでポチ。
こんな感じの箱入りで届きました。そういや、世田谷のマンションで不動産屋さんが扱っているのを見たことがあるような。
中にはカギとカギを受けるシリンダーが入っています。
説明書を見てみると詳しい交換手順が記載されています。これを見ながら作業しました。
まず、ドア側面についた「フロント」と呼ばれるプレートをはずします。
ふつうのドライバーでOKでした。
続いて「止めネジ」と呼ばれるネジを左方向(反時計回り)にゆるめてから、
シリンダーを握ってぎゅっと左方向(反時計回り)に回してはずします。
ちょっぴり力が必要ですが、非力な僕でもなんとかなりました。古いドアだと固いものもあるかもしれません。
交換用の新しいシリンダーを用意します。
大事なポイントはカギを差した状態で取り付けることなんですって。
これを見るかぎり既存のカギをはずすときもカギをつけておいたほうがいいのでしょうかね。ちょっとわかりませんが、今回はカギそのものが紛失しているのでシリンダーのみをはずしました。
今度は新しいシリンダーをさっきと逆の右方向(時計回り)に回して取り付けます。
このとき、ギリギリまで締めようとすると、変な角度で止まってしまう可能性があるので、僕はちょうどカギが水平になるところでやめました。がたつきがなければ問題ないはず。
問題なくデッドボルト(というらしい)が出てくるのを確認したら、
「止めネジ」を右方向(時計回り)に回して締め、
プレートを付け直して交換完了。
ドアを閉め、再度カギをかけてみます。
ドアを閉じた状態でもデッドボルトが出ているのが確認できました。同じ品番での交換なら、ドアやドア枠に埋め込まれた金具の交換は必要ないので簡単でした。
イレギュラーな要因さえなければ、だれでもできるレベルです。これでスタッフルームを運用するうえで安心感が増しました。
次回は来客時の寝具についてご紹介します。