(217)自宅のキッチンの不満点を改善して山小屋のキッチンを作った
「家は3回建てないと満足しない」的な言説がありますが、毎年のようにマンションをリノベーションしていると、言わんとすることはわからんでもない気がします。
世田谷のマンション内の自室は経営を引き継いですぐの頃にリノベーションしたのですが、5年も経つと不自由な点が目に付いてくるのです。
当時の自分なりにプランを練り上げて工事を依頼したのですが、やはり経験不足の素人考えということもあり、けっこう基本的なポイントが抜け落ちていたりすることもありました。
山小屋の母屋のキッチンを移転&リノベーションするのにあたっては、そんな「やっぱりああすればよかった」という不満点を改善するよう努めました。
■ベースとなる要素は自宅のキッチンも同じ
最初に、満足して山小屋にも引き継いだポイントから書いておくと、なんといっても業務用キッチンです。
以前も書いたとおり「シンプルなデザイン・リーズナブルな価格・レイアウトの自由度」などを総合すると「業務用キッチンは最強なのではないか」と感じたので、山小屋にも採用しました。
火力が強い業務用ガスコンロも肉料理好きの自分には欠かせません。
機種は違えど山小屋のキッチンにも業務用ガスコンロを選びました。
メーカーは家庭での業務用ガスコンロの使用を推奨していませんが、この点についてはあらためて次回以降に詳述するつもりです。
あと、自室のキッチンで気に入っているのが前回ご紹介した二段式の突っ張り水切りカゴ。
便利すぎて2台も設置していますが、まったく同じ商品を山小屋のキッチンにも設置しました。
こんな具合に、キッチンのベースとなる要素は山小屋に引き継がれています。
■作業台にコンセントがないので設置
では、今回の本題である自宅の不満点について書いていきます。
まず一番の不満が「キッチン作業台にコンセントがない」ことでした。
これってかなり基本的なポイントなのですが、完成前にはまったく気づきませんでした。
いざキッチンに立ってミキサーを使おうとおもったら「あ、ない…」と。
このへんにコンセントを設けておくべきでした。
仕方なく冷蔵庫裏のコンセントから延長コードをのばし、裏にマグネットの付いた電源タップを作業台の側面にくっつけています。
なんとも不格好で悲しくなります。
この失敗から学んで、山小屋のキッチン作業台には照明スイッチと一緒にコンセントを設置しました。
■手元灯がない→頭上に照明レールを
照明スイッチというと、世田谷の自室のキッチンは手元を照らす照明がないのも不自由です。
狭いキッチンですしペンダントライトひとつで十分だと思っていたのですが、いざ料理をするとなると、背中のほうから照らされるため手元が自分の影になり見にくいのです。
苦肉の策としてコンセント式のソケットをのばして頭上から吊り下げています。
使い勝手も見た目も今ひとつ。
手元灯選びと設置位置は難しく、賃貸の部屋づくりでも毎回試行錯誤しています。
山小屋では頭上の梁に照明レールを設置してもらい、作業台を照らすスポットライトをつけました。
写真が見にくくて申し訳ありませんが、なるべく目立たないようにしたかったので黒を選びました。
先ほどのスイッチでオンオフできます。
世田谷のキッチンにくらべて明るく使いやすくなりました。
レールにしておけば位置の調整もできますし、将来的に灯具を別のものに替えられます。
■水栓の白いハンドルがイヤなのでシルバーを
続いては水栓。
業務用キッチンの場合、水栓は別売りなのでLixil(リクシル)のものをおまかせで付けてもらったら、こうなりました。
ここだけ白なのはまわりから浮いている感じでイヤです。
一方、山小屋の古いキッチンにはもともとシルバーカラーのものが設置されていたので、それを移転するだけで問題は解決しました。
業務用キッチンには白よりもこちらが合うと思います。
■三角コーナーはステンレス製に
小物関係についても改善しました。
まずは三角コーナー。
以前からシンクに三角コーナーを直置きするとスペースを取りますし、流した水で三角コーナーの底部が水浸しになることが多いのもイヤでした。
世田谷の自室では一工夫して、マグネットを使って三角コーナーを宙に浮かせた状態にしました。
狙いは達成できたかに思えたのですが、プラスチックの三角コーナーは徐々にカビの汚れが目立ってきます。
マメに掃除すればいい話ですが、プラスチックはやはり汚れが付きやすいのです。
そこで、山小屋のキッチンではもともとあったステンレス製の三角コーナーを改造してみることにしました。
使うのは「アイボルト」。
ドライバーで穴を開けて、
ボルトを通します。
これを隣の冷蔵庫の壁につけたマグネットフックにぶら下げました。
プラスチックよりも掃除しやすくて気に入っています。
■排水口のゴミ受け皿も交換
汚れが目立つといえば、シンクの排水口のゴミキャッチ用の網。
業務用キッチンの排水口にはもともとこんなゴミ受けがついています。
これだとけっこうゴミが流れて行ってしまうので、世田谷のキッチンではゴムの部分を一部カットし、百均で買った小さな網をのせて使用しているのですが、
年月が経つにつれて網目の汚れやサビが目立ってきました。
サイズもちょっと合ってないのも気になります。
山小屋ではステンレス製のゴミ受けを購入してみました。
百均のものにくらべるとやや高くて「598円」でした。
網状のものとちがって掃除がしやすいです。
既存のゴムをはずし、
代わりにステンレスの皿をかぶせました。
先ほどの三角コーナーと同様、掃除しやすくなり汚れも目立たなくなりました。
世田谷のキッチンの不満点を改善したおかげで、だいぶ使いやすいキッチンができたと思います。
実は、ご紹介した以外にも、ガスコンロの後ろ側のスキマの汚れなども改善したいポイントなのですが、
これについては次回からの業務用ガスコンロの考察に譲りたいと思います。