(14)ドア探しの旅2:本物の木は品質も価格もお高め

お金のこと

木製ドアを探すということで最初に訪れたのは、新宿の「OZONE」にある「ウッドワン」(WOODONE)のショールーム。

木製ドアを扱うお店は多々ありますが、なぜこの店を選んだかというと、以前、木製のキッチンを見に来たことがあったからです。

実家のリフォームをした際に母が「木のキッチンとかいいわね」みたいなことを言うので、「高いけど、見に行く?」っていう感じで訪れました。

そのときの印象は「高品質で高価格」。

正直、あのときは値段を見た瞬間に「これは手が出ない」となったため、真剣に見て回ることがなかったのです。

結局、実家のキッチンはLixil製に決まったわけですが、それ以来の訪問となります。

わりとハイエンドなショールームやショップがならぶ「OZONE」に拠をかまえるだけあって、扱っているのも良質な木製ドアばかり。

聞けば、ニュージーランドで苗木から育てた無垢のパイン材なんだそうです。

触れてみると、やっぱり断然手触りが素晴らしいですね。

さらりとしているけど無機質ではなく、指先で優しい木目を感じられるのが魅力です。

「浮造り仕上げ」という木目を際立たせる造りなんだとか。

最近は、大手メーカーでもこの「浮造り」を模した表面シートを貼りつけた建具を開発していたりしますが、見た目はともかく手触りについてはまったくの別物だと断言できます。

「いわゆるドア」といったオーソドックスなデザインですが、木が主役ですから変に主張しないのでいいかなと個人的に思いました。

ウレタン塗装や自然塗装などのラインナップがありますが、無塗装で購入することも可能。ワックスやオイルで仕上げれば、自分好みの色に仕上げることもできます。

そう、前回見たようなフラッシュドアで心配なのは、いくら見た目が本物っぽくても、木材中心になる内装のなかで、色合いや光沢などが浮いてしまわないかってことなんですよ。

その点、木材のドアをオイル塗装すれば、部屋の他の部分とそろえることができます。 気になる価格は、ガラス窓などないシンプルなタイプなら9万円くらいから。

カタログ画像
※リーフレットより引用しました

上段がウレタン塗装、下段が自然塗装の価格。

ドアハンドルと枠がセットになっているそうです。

この価格ですでにフラッシュドア(設置費込み)を3万円以上オーバーします。

窓などが付くタイプだと、「+1万」「+2万」と上がっていきます。

この価格に加えて設置費もかかります。

前回<リンク>ご紹介したフラッシュドアの設置費はおよそ3万でしたが、木製ドアの場合はどうなんでしょう? 工事担当のKさんに連絡し、木材ドアを支給した場合の設置費について見積もりを出してもらうことに。

見積もり

こちらはフラッシュドアとほとんど変わりませんね。

ということは、本体+設置費で合計12万円から。

「フラッシュドアにプラス6万円(or more)」です。

およそ倍ですね。

本物の木製ドアは、やっぱりお値段も本物でした。

この価格をどうとらえるか。

引き続きショールームを探訪しながら考えます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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