(57)平田タイルの「クローシェマーブル」をDIYでトイレの床に貼る(準備編)

インテリア

前回に引き続き、トイレの内装を作っていきます。

今回からはトイレの床にモザイクタイルを貼る作業です。

モザイクタイルは僕がもっとも好きな建材。

ショールームなどに行くと何時間もタイルを眺めて過ごせてしまいますし、新しいカタログが届くと端から端まで読んでしまいます。

それだけに使ってみたいモザイクタイルの脳内リストだけは延々と長くなっていくのですが、物件も予算も限られているので、いざ実際に選ぶときには悩みに悩みます。

しかし、トイレの床を平田タイルの「クローシェマーブル」(Crochet Marble)のヘリンボーンに決めるにあたってはあまり迷いませんでした。

それくらいこのタイルを気に入っていたのです。

カタログ書影

このタイルとの出会いは、2018年に平田タイルからお送りいただいたカタログをぺらぺらとめくっていたとき。

カタログより写真引用
画像はカタログの364ページから引用しました

グレーの目地に映える端正なヘリンボーン柄が一目で気に入りました。

「クローシェマーブル」には、幅の異なる2種類をタテに組んだタイプもあるのですが、

カタログより写真引用
カタログの362ページから引用しました

やっぱり個人的にはヘリンボーンのほうが好み。

小粒なタイルがヘリンボーンで組まれると、まるでテキスタイルのように繊細に見えるのが印象的です。

その名のとおり表面を大理石(マーブル)のように加工し、ツヤのない落ち着いた質感に仕上げたと謳われているのも気になります。

第55回で書きましたが、床タイル選びでは壁面に塗るグレーの珪藻土ともマッチしつつ主張しすぎないタイルであることが大事でした。

大判なタイルにくらべ小粒でツヤのないタイルはうるさすぎず、慎ましい美しさでトイレを飾ってくれると期待したのです。

カタログより平米単価など
カタログの365ページから引用しました

ただ、カタログに記載された平米単価を見ると22,800円とお高めで、気楽に採用できる価格ではありません。

実際、洗面のタイルを選ぶ際にも候補に挙げましたが、予算面で折り合いがつかず断念したことは、第31回「ガラス、ヘリンボーン、和柄……モザイクタイル選びは悩ましい」でも書きました。

施工前の床

しかし、今回のトイレの床くらいの施工面積なら話は別。

測ってみると、奥行きは100センチに満たず、横幅も90センチもありません。

計算すると11シートあれば足ります。

平田タイルに問い合わせると、送料込みで2万弱という見積もりが。

見積もり

ノーマルなタイルならこの半額くらいなので予算的にはオーバーですが、「これを逃したらチャンスはない」と思い、注文しました。

このタイルを知ってから施工までの日程がわりとタイトだったため、今回はサンプルを請求したりショールームで実物を手に取る時間もありませんでした。

ぶっつけ本番で高価なタイルを頼むのは不安な気持ちもありましたが、

開梱した様子

届いたタイルを実際に見て杞憂だったとわかりました。

接写

カタログで見たとおりというか、それ以上の落ち着いた質感で、まるで砂糖菓子のように見えます。

早く貼りたくてたまらなくなり、時間を見つけて山に急行。

気持ちは逸りますが、そこをぐっと抑えて、まずは慎重に仮置きしていきます。

仮置き

シートのサイズに合わない部分も出てくるので、

はみ出たところ

半端な部分は裏のネットをカットして、

裏のネットをカット

うまく施工箇所に収めていきます。

うまく収まったところ

ひとまず大まかな配置が完了した様子がこちら。

大まかなに仮置き完了

残りは、こんなところや、

細かいスキマ

あんなところなど、

細かいスキマ

タイルカットが必要な箇所です。

余ったタイルの裏面からネットをはずし、バラバラにしたタイルを用意します。

ネットからはずしたバラタイル

以前もご紹介した方法でカットします。

カットしてる
カットしたタイル

スキマのかたちはさまざまなので、数種類のサイズに分けてカットタイルをコツコツ作ります。

地味な作業に手が疲れてきますが、がんばります。

カットタイルをサイズ別にならべた

こうしてカットした小粒なタイルは、

仮置き

こんな具合に使っていくことになります。

これで準備は完了。

次回は、床にタイルを接着し目地入れをおこないます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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