(148)「スライスウッド」をDIYで丁寧に貼る③~「ウッドダイ」でステイン塗装編

インテリア

引き続きゴールデンウィークに「ステイホームでDIY」したお話。

toolboxの「スライスウッド」を世田谷のマンションにある自室の壁に貼っています。

今回は、前回カットした「スライスウッド」(toolbox)を塗装します。

カットした「スライスウッド」

塗装にはすべての板を床にならべる必要があるので自宅では手狭。

事務所に移動し、塗装の準備から始めました。

「スライスウッド」はエッジや表面の仕上げがけっこうラフ。

表面がザラザラしてたり

表面のザラザラ

側面がガタガタだったりします。

側面のガタガタ

これでは塗料の乗りも悪いので、まずはサンダーで表面を整えてあげます。

電動は音もデカいし、粉も舞い上がるので、後の掃除が面倒。

枚数もそんなに多くないので、人力でのんびりやります。

サンダーと紙ヤスリ

用意した布やすりは240番

カットしてサンダーにセットします。

紙ヤスリをサンダーにセット

これで木材の表面や、

スライスウッドの表面にやすりがけ

側面にやすりがけをします。

スライスウッドの側面にやすりがけ

やすりがけのあとも見た目はほぼ変化なしですが、触ると「ザラザラ」が「スベスベ」になったのが感じられます。

表面をなでて確かめる

あくまで塗装の準備ですので、そんなに高いクオリティを求める必要はありません。

サクッとこなしましょう。

スライスウッドやすりがけ完了

やすりがけが完了したら、

表面の木くずや粉をふき取る

表面の木くずや粉をふき取ります。

木くずや粉の汚れ

この汚れが残ってると、塗料がうまくのりませんので要注意。

スライスウッドの塗装準備完了

これでようやく準備完了!

いよいよ塗装に入ります。

木材の仕上げ塗料については、オスモカラー、ブライワックス、ワトコオイルなど、いろいろな選択肢がありますね。

このブログでも「オスモカラーの色選び」の記事はわりと読まれているようです。

「日刊Sumai」の連載でtoolboxのショールームにあるミキシングバーを取材した原稿も、塗料の比較をしたい方にはおすすめです。

この原稿では紙幅の都合で省略したのですが、取材の際にスタッフの佐古さんから「重ね塗りすると色に深みが出ますよ」と聞いたことがあり、ぜひ重ね塗りにトライしてみたいと思っていたのです。

佐古さんの話では下塗りに「ワトコオイル」、上から「ブライワックス」でも大丈夫とのことだったのですが、今回はブライワックス(BRIWAX)のオリジナルワックスを仕上げに塗ることを決めていたので、同社が下塗り用に出している専用のステイン塗料「ウッドダイ(WOOD DYE)」を用意してみました。

ブライワックスのウッドダイ

water basedの文字どおり、水性のステイン塗料です。

この商品、ワックスにくらべるとホームセンターなどで取り扱われることも少なく、ごぞんじない方もいるのではないでしょうか。

僕は中目黒の「GALLUP(ギャラップ)」というショップで購入しました。

アメリカの古材なんかを扱う渋いインテリアショップです。

ネットでも買えるんですけど、店頭で木材を着色した色見本を確認したくてお店まで足を運びました。

選んだ色は「イユー(YEW)」。

ラベルの色表示

ラベルの色を見ると黄色味がかった色合いですが、店頭の塗装サンプルはもっと赤っぽく仕上がっていたので、こちらを選びました。

なぜ、この色を選んだかといえば。

仕上げとしてめざす色が「赤みがかった濃い目の茶色」だからです。

どんな色かというと、この建具の色。

自宅のアンティークの引戸

今回施工する壁は建具の戸袋なので、この色に近い色を出し、色味をそろえられたらいいなと思っています。

イメージとしては、「イユー」で下地に赤みをつけ、仕上げにはブライワックスの「ジャコビアン(JACOBEAN)」を重ねようと思います。

ブライワックスのジャコビアン

「ジャコビアン」は濃い目のブラウンなので、「イユー」と組み合わされば、「赤みがかった濃い目の茶色」に仕上がると踏んだわけです。

素人なりにいろいろ思案した末のチョイスですが、どうなることやら。

塗るのに使うのはスポンジのハケと、

スポンジのハケ

プラカップです。

プラカップ

どちらもホームセンターでお安く手に入るもの。

「ウッドダイ」を購入した「GALLUP」の商品ページでスポンジのハケを使ってたので真似してみようと思います。

今回の塗装方法については、同ページに紹介されているYoutubeの動画を参考にしています。

「ウッドダイ」に挑戦する方には一見の価値ありです。

まず、「ウッドダイ」を容器に移し、

ウッドダイを容器に注ぐ

スポンジハケをつけ、

スポンジハケにウッドダイをつける

木目に沿って塗ります。

スポンジハケでウッドダイを塗る

水性とあって伸びがよく塗りやすいです。

木製用の塗料はさまざまで塗り心地もそれぞれちがうのですが、これはかなりラクな部類でしょう。

スポンジハケでウッドダイを塗る

たまに目が粗いところに塗り残しが出やすいので、

ウッドダイの塗り残し

スポンジハケを木目に対して横向きにしてやると、塗料が入っていきやすいと感じました。

スポンジハケでウッドダイを塗る

あとはムラの出ないように注意すればいいでしょう。

塗っていて面白かったのが、木材の木目が塗装で際立つこと。

塗る前はあっさりとした見た目の「スライスウッド」も、

ウッドダイ塗装前のスライスウッド

塗装後はこのとおり。

個性的な木目がクッキリ現れました。

ウッドダイ塗装後のスライスウッド

これは面白いですね。

楽しみながら塗り終えました。

ウッドダイ塗装後のスライスウッド

店頭で確認したとおり、赤みがかった色になりました。

ウッドダイ塗装後のスライスウッド

さて、この「ウッドダイ」、実は二度塗りするとより深い色が出せるそうです。

ウッドダイの商品説明

商品説明によると30分で乾くそうなので、

17枚も塗っていれば、最初に塗ったものは乾いている頃。

ということで、そのまま二周目に突入。

スライスウッドに二度目のウッドダイ塗装

おー、はっきり濃くなります。

二度目のウッドダイを塗装したスライスウッド

上が二度塗り、下が一度塗り。

塗りたてであることを差し引いても、濃さがかなりちがいますね。

二度目のウッドダイを塗装したスライスウッド

二度塗りが終了。

と書くと簡単ですが、17枚を2回塗るわけでさすがに疲れました。

二度目のウッドダイを塗装したスライスウッド

二度塗りのおかげで赤みがかった色になり、自分が想像した感じに近く仕上がったと思います。

これにて下塗り終了。

明日(次回)はこの上からブライワックスのジャコビアンを塗装します。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

プロフィール

関連記事一覧