(266)第一期工事完了!が、ドアの開きが逆だった……

インテリア

前回、母屋の水まわりの工事の見積もりについてお話しました。

「カバー工法」や「サッシ交換」で窓をリフォームすることは予算の都合で断念しましたが、そのほかは当初の希望どおりに発注しました。

それから一か月。大工さんによる壁の造作や床の補強工事(通称「第一期工事」)が完了したという知らせを受け、山小屋に向かいました。


■移設したドアの開き方が指定とちがう!

玄関ドアを開けると、新しくなった床の下地が目に飛び込んできます。

新しくなった玄関の床

あんなにボロボロだった廊下が、踏み心地もしっかりした床に生まれ変わって感激しました。

移設されたドア

ドアもちゃんと指定した場所に移設されました。

早速、開けてみると、

開けたドア

あれ?おかしくない?たしか手前に開くようにリクエストしたはずなんだけど……自分で描いたリクエスト図を見直してみましたが、

水まわりの工事リクエスト図

たしかに、玄関に向かって開けるように指示してあります。くっ、まちがえやがったな……。

ショックはあるものの、リクエストどおりに工事してもらえないというのはもはや恒例行事となりつつあるので大した驚きはありません。

思えば、昨年の母屋のキッチンの工事でも給湯器のパネルの配線が指定した場所とちがうところに開けられていましたし、

離れの工事のときにもウォシュレットのリモコンが指定した位置とは逆の壁に取り付けられたりしました。

このときにも考察しましたが、僕のように細かい指定をする施主はわりとまれな存在で、業者さんも戸惑っているのかしれっとスルーしているのかもしれません。

事情がどうあれ、僕としては希望の位置に希望のものが設置できるように粘り強くやっていくのみ。あらためてリクエスト図を送り直し、修正をお願いしました。

これも以前書いたのですが、こういうときの業者さんのリカバー能力というのはなかなか大したものです。

このときは業者さんのミスで窓のサイズと鉄製のロートアイアンのサイズが合わなかったのですが、アイアンをいったんカットして再接合してサイズを縮小するという荒業で乗り切ってくれました。

「こんなことできるなら最初から慎重にリクエストを確認して作業したほうがいいのでは?」と内心は思ったりもしているのですが、これが「現場」なんだなと思うことにしておりますです、はい。

外されたドア

今回の一件も、ほどなく大工さんがやってきてサクッと付け直して颯爽と帰っていきました。すごい。とにかく解決してよかったです。


■洗面とトイレの下地も無事に完成

気を取り直して第一期工事後の室内の様子に戻りましょう。

洗面スペース

件のドアがもともと設置されていた場所には新しい壁が造作され、支給したミラーキャビネットも設置されていました。

洗面のミラーキャビネット

幅75センチあるので使い勝手もよさそうです。ちなみに下からにょきっと生えているのは給排水管です。

トイレのドア

洗面向かって右にはトイレのドア。こちらについてはいじっていませんが、

ドア上のエアコン配管

ドアの上を見ると配管が通されています。エアコンがしっかり設置できるように合板で下地が造作されているのがわかります。こういう構造上大事な部分はとてもDIYする気にはなりません。時にまちがいもありますが、大工さんの助けなしにはDIYリフォームは成り立ちませんね。

トイレの壁の下地

トイレのドアを開けると、ヒビ割れていた背面の壁が撤去され、新しい壁の下地が造られ、二重サッシの窓も設置されていました。

トイレの既存タイル

背面のタイル壁を撤去したにもかかわらず両サイドのタイル壁を残した理由については、次回からのタイルDIY編に譲ります。ちなみに、床も一段高くしました。


■鉄板を見てインテリアの方向性を考え直す

脱衣所と洗濯機置場

トイレの左横は脱衣所と洗濯機置場です。手違いでこちらとお風呂にはまだ二重サッシが設置されていませんでした。翌週の工事後の写真をどうぞ。

洗濯機置場の二重サッシ
浴室の二重サッシ

密閉性が高まったのか、以前よりも音が響く気がします。断熱性も期待できそう。

さて、脱衣所が工事前と大きく変わったのが右の壁。

鉄板が貼られた壁

リクエストしたとおり、鉄板が貼られました。

鉄板につけたマグネットフック

試しにマグネットフックをくっつけてみましたが、このとおり。これはうまく活用すれば収納力がありそうです。楽しみ。

鉄板の表面の質感

マットな質感も気に入りました。

実をこの鉄板、上から塗装するつもりだったのです。

洗濯機置場のタイル

トイレのタイルや脱衣所のタイルを残したことからもわかるように、当初は水まわり全体を白を基調とした空間にしようと思っていたのでした。

マンションの洗面

いつも世田谷のマンションをリノベーションしていて実感しますが、白は空間を明るく広々と感じさせるのでインテリア的に失敗しにくいのです。

でも、鉄板の落ち着いた色合いを見たら気に入ってしまい、ひょっとして黒を基調としたシックなインテリアにしてみるのも面白いかもしれんと思いはじめました。

まあ、白い洗面なんてこれからマンションで何度も造ることになるだろうし、山の家くらいいつもとちがうことを試してみるのもいいでしょう。

既存の白タイル

そうなると残した白いタイルや、設置してもらった白い窓サッシはどうすればいいんだろう?という問題はあります。ここだけ浮いてしまったりしないだろうかという不安もありますが、そのへんは作業を進めながら折り合いをつけていこうと思います。

というわけで次回からはいよいよDIYによる内装工事を始めます。まずはトイレの壁と床に張ったタイルの話から。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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