(302)「バンピーウッド」をDIYで壁に張る【まとめてカット編】
引き続き玄関のアクセントウォールの話。
前回はサンワカンパニー(sanwa company)の内装用木材パネル「バンピーウッド」を注文しました。
数種類ある中から選んだのは木の質感が印象的な「エキゾチックミックス」。
今回はこの「バンピーウッド」をDIYで張り付けていきたいと思います。
張るのはこちらの壁で、施工面積は2平米弱。
2ケースでちょうど足りる計算です。
ひとつひとつのピースはこんな感じ。
サイズは「幅50cm×高さ20cm」だそうです。
ごらんのとおり両端が段差のある形をしています。
隣に噛み合わせるように別のピースを並べることで、継ぎ目が目立たないようにできています。
ひとつ、壁の前に置いてみました。いきなりカットからスタートか……と思った瞬間、先日もらったサンプルを思い出しました。
ひょっとしてこいつがはまるのでは?
お、ピッタリ!
サンプル+1ピースを置いて、足らない部分が見えてきました。
サイズを測って次のピースの左側をどこまでカットするか割り出します。
イメージとしてはこんな感じにノコギリでカットしていくことになります。
ただし、「バンピーウッド」は木片を裏のネットでつなぎあわせる構造になっていますから、けっこう切りづらいのが難点。
角材を押しあててやり、慎重にノコギリを引けばなんとか切れます。
ときどき押しても引いてもノコギリが進まなくなることがあるので、そんなときは小さいノコギリを使って切り直したりしました。
カットしたピースをはめ込んでやれば一列目が完成。
余ったほうのピースを2列目に置きます。
あとは同じように続くピースをカットしていくのですが……
いきなりドアのちょうつがいと干渉してしまいました。「バンピーウッド」はけっこう厚みのある壁材なのでこのへんにも注意が必要です。
ちょうつがいにぶつかる部分を小さいノコギリで斜めにカットしてあげました。
よく見ると端に細かいスキマも残っています。
薄くカットしてはめ込んでいきます。こういうのも地味に大変。
この時点で「一列ずつカットして接着する」よりも「カットしたものをまとめて接着する」ほうがいいと気づきました。
次回の【接着編】で痛感しますが、ここがいちばん大事なポイント。「バンピーウッド」はまず施工面積に合わせてすべてカットしてしまうことをおすすめします。
切って切ってひたすら切ります。うんざりを通り越してやめたくなりますが、がんばってやりきりました。
こうやってならべると壮観。 長くなりそうなので続きは次回。