(386)トイレの床にタイルを張るも、思わぬ問題が……

タイル

前回、いろいろあってトイレ本体を交換することになりました。

それに伴い、壁紙をはがしてモルタルの壁をむきだしにしました。

壁紙をはがしたトイレ

後日、ここにはノーマルなホワイトのトイレが入ることになります。

自宅のトイレTOTOのSH231BA

これは僕の自宅のトイレですが、同じタイプ(TOTOのSH231BA)が設置されることを想定しつつインテリアを考えていきます。


■選んだタイルは平田タイルの「ルンタ」

モルタルの壁はグレー、便器はホワイトとなると、これ以上色数を増やしたくない気持ちがあります。

タイルを張る前のトイレの床

となると、床に張るタイルもホワイトのタイル(とグレーの目地)か、グレーのタイル(とホワイトの目地)のどちらかを選ぶことになりますが、目をつけたのがこちら。

カタログに掲載されたルンタの施工例
※平田タイルのカタログ(2021-2022)375ページより引用しました

前回、採用をあきらめた「プリューム」と同じく平田タイルの「ルンタ(LUNTA)」です。カタログをめくっていて目に留まりました。

ルンタのサンプル

ホワイト・グレー・ベージュの3色のラインナップがあり、サンプルを取り寄せてみました。角ばった丸型の不規則な形状が特徴で、コロコロとしてユーモラスな印象を与えるところが気に入りました。

トイレの床にサンプルを置いた

トイレの床に置いてみたところ。

ルンタのホワイト

この形が際立ちそうなホワイトを選ぶことにしました。

張り付け前のルンタのシート

数を計算して15シートを注文。価格は1シート「662円」なので「9,930円」。荷造手数料「500円」と運賃「1,600円」が加わり、「12,030円」が合計金額でした。気の利いたデザインのわりにはリーズナブルと言えます。


■タイルをカットして接着する

タイルを仮置きする

では、仮置きしながら収まりを見ていきましょう。

タイルの表面の紙をはさみで切る

シートのまま収まらない部分は紙を切って置きます。

カットが必要な部分

不規則なタイルが半マスずれてならぶので、どうしてもはみ出すところが出てきます。この部分はカットせねばなりません。

タイルニッパー

先日、キッチンのタイルはグラインダーを使ってカットしましたが、モザイクタイルならば「喰い切り」と呼ばれるタイルニッパーを使えば大丈夫。

DIYには安価なタイプで十分です。

タイルニッパーでタイルをカット

これでタイルを挟み込んでぐっと力を入れると、バキッとタイルが割れます。ビニール袋の中で作業しているのは破片が飛ぶのを防止するためです。

カットしたタイル

グラインダーによる切断にくらべると形がいびつになりがちなのが難点ですが、この「ルンタ」はもともと不規則な形状なのであまり気にならないかな。

カットしたタイルを仮置き

カットしたピースをはめ込んでいき、

手前半分の仮置きが完了したところ

ひとまず半分の仮置きが完了しました。横幅ぴったりに収まりましたが、壁ギリギリなのは心配でもあります。こういうとき仮置きしたタイルをぜんぶ取り除いてからボンドで張り付けると、若干位置がずれて収まりきらなくなってしまうことがあるので要注意

シート一枚ずつ接着

というわけで、このまま1シートずつコツコツ接着していくことにしました。

シートの表面の紙をはがす

張り付けたら、湿らせたスポンジで表面の紙を濡らしてからはがします。

手前半分のタイルの接着が完了

うん、きれいに張れましたね。不規則な形のタイルは多少ズレても粗が目立ちにくいのでDIYには向いているかもしれません。

奥半分のタイルを接着

しばらく待って接着剤がだいたい乾いたのを確認してから、足場の板を置いて奥の残り半分も張り付けました。

床タイルの接着が完了したところ

これにて接着完了。


■目地入れも無事に済んで工事完了のはずが、トラブル発生……

続いては目地入れです。

床タイルに目地入れ

キッチンのときと同様、二回に分けてゆっくり作業しました。

床タイルに目地入れ

垂直な壁にくらべて、平面の床は目地を入れてもこぼれて落ちていくことがないので作業しやすかったです。

目地入れの完了した床タイル

目地入れも完了してほぼ完成。

完成後のタイルの接写

「ルンタ」独特のかたちが濃い目のグレーの目地で際立ちます。なかなか良い出来ばえです。

あとは便器の交換を待つばかり……のはずが、世田谷の現場で水道屋さんと話していて思わぬ問題が発覚しました。

タイルの厚みの分だけ床が上がってしまうと、新しい便器を設置したときに排水管がうまくつながらないかもしれないと言われたのです。

聞けば、<古い便器を取り外し→その後床を一部解体し→排水管を手直ししてから→床を補修する>という手順を踏まねばならなかったとのこと。

世田谷のマンションの工事中のトイレ

思えば、いつも世田谷のマンションのトイレを交換するときは、床を造作してもらっていました。このときにあらかじめ配管をいじっていたのでしょう。

タイルを張ったあとのトイレ

後日、便器を外してみて新しい便器の配管がうまく接続できればいいのですが、それがムリだった場合、せっかく張ったタイルの一部をはつって壊さなければならないんだとか。マジか……。

交換作業の手順について詳しく確認しないまま「たぶん大丈夫だろう」と素人考えでタイルを張ってしまったのが失敗でした。DIYは段取りの確認が大事だな、とあらためて痛感しました。

便器の交換については、後日、作業が終わったあとで記事にするつもりです。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。最近は熱海に購入したマンションの一室をDIYで修繕中。ESSE online(エ...

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