(556)サブウェイタイルを張った壁を棚や雑貨で飾る
前回でめでたくDIYが完了したサブウェイタイル張りの壁。
今回はこの壁の前に棚を置いて、雑貨などを飾ってみたいと思います。
■無印良品のスタッキングシェルフを設置する
棚選びから始めましょう。
せっかく壁一面にタイルを張ったのですから、背の高い棚を置いて隠してしまうのはもったいないです。腰高くらいで圧迫感のないシンプルなものを探した結果、選んだのが無印良品のスタッキングシェルフでした。
これ以上ないというくらいのシンプルデザインで、オークとウォールナットの2色展開。
タテにもヨコにも設置&拡張できて自由度が高く、無印の収納用品と規格が合っているのでとにかく使いやすいのが特徴です。無印なら将来不要になったときにも買い手がつきやすくて手放すのが容易だろうという思いもありました。
まずは「5段×2列」(ウォールナット)を購入。重さは40キロ。無印は配送料が高めなので、持ち帰りを選んだのですが、一緒に運んだ妻からは悪態をつかれるほど重かったです。
組み立ては意外と簡単。ひとりで作業して30分くらいで完成したでしょうか。梱包品を処分するほうが面倒でした。
高さは82cm。ちょうどいい高さです。
背板がないので壁のタイルが見えるのも大事なポイント。前からも後ろからも出し入れできるので室内をゆるく仕切るのにも使えますね。
右横に空間が余っているので、さらに追加でシェルフを購入することに。
「1列×2段」と、もう1列ぶんの「追加セット」を買って、
「2列×2段」の棚を組み立てます。
残りスペースにぴったり収まりました。
コンセントボックスにギリギリ。事前に測っておいたものの、ちょっとヒヤリとしました。
この棚には妻の仕事の参考書籍などを中心に収納しました。
■ピクチャーレールでタイル壁を飾る
続いては、
棚の上のタイル壁をどう活かすかを考えます。
タイルは耐久性も強く汚れもつきにくいのですが、割れる怖れがあるので簡単にはウォールシェルフなどを追加することはできません。
そこで、今回は奮発してピクチャーレールを設置することにしました。マンションの入居者さんでピクチャーレールがほしいという方がいて、その施工にあわせて工事したのです。
壁の上にせり出している梁の下面に設置すればタイル壁を自由に飾ることができるかな、と。
ちなみに施工は業者さんに依頼しています。入居者さんの部屋のついででしたし、事務所とはいえ安全がかかわる工事はDIYではやらないほうが無難だと判断しました。
設置後の様子。白のレールを選んだので悪目立ちせずに済みました。
フックは5つ手配していただきましたが、あとから追加も可能です。
早速、額を吊るしてみました。
マクラメで鉢植えを吊るすのもアリ。
タイル壁とグリーンの組み合わせ、なかなかいい。
妻は着なくなったTシャツをディスプレイ。これも面白い。というか、背面のタイル壁のおかげで、何を飾っても絵になるという感じがします。
棚の上のスペースもディスプレイにうってつけです。なんとなく置き場所に困っていたものを飾ることができました。
あれこれやり始めるとキリがなくて楽しい。この瞬間のためにタイルDIYをやったんだよなあとしみじみ。
■ヤコブセンの時計とホテルクラスカのペンダントライト
こうなってくると、前だったら「買ってもうちには置けないよな」とためらっていた雑貨などが気になってくるわけです。たとえば壁掛け時計。
アルネ・ヤコブセンの「ステーション」(21cm)です。妻が以前から欲しがっていたもの。デザイン的には申し分ないんですけど、値段がバカ高いんですよね。
物価高騰しまくりの世の中ですから、あとから後悔するより今のうちに買っておくかということで思い切って購入しました。
一方、こちらは僕が前から気になっていたクラスカ ギャラリー&ショップ ドー(ホテルクラスカ)の「アトリエランプ」。シェードの上に付いた半円のパーツが愛らしいペンダントライトです。
こちらもなかなかのお値段なのですが、廃番となった「ターコイズブルー」がメルカリでリーズナブルな価格で出品されていたのでゲットしました。
ペンダントライトは吊るしたときに部屋のアクセントになるのがいいですね。
ライトの下にはイデー(IDEE)の「マルー ダイニング テーブル(MALUH DINING TABLE)」。もともとリフォームした実家のために購入したのですが、甥っ子が生まれてもっと大きいテーブルが必要になったので事務所に譲ってもらいました。
組み合わせたのはおなじみの秋田木工のスツールです。山小屋の離れやマンションにも備え付けている私的な定番家具です。
最後に、恥ずかしながらビフォーアフターの比較を。
本当にきれいになってよかったです。
次回は、天井に設置した照明レールの話。