(671)マルチハンガーを活用してマキタの掃除機を収納してみた

今回は掃除機の収納に関するお話。

業務用をベースにした性能とシンプルデザインが一般にも受けて、すっかり家庭にも定着した感のあるマキタ(makita)の掃除機。
我が家でも妻のリクエストで導入して以来、愛用していて使い心地には不満はありません。
が、しかし。
この掃除機、収納場所に困るという問題がありまして。

こんなふうに部屋の壁に立てかけておいたりすると、

ちょっとぶつかった拍子に倒れてしまったりするのです。それなりにサイズもあるので、倒れたときの音も大きくビクッとしてしまいます。

事務所では迷った挙句、ハンガーラックの囲いに突っ込むという形でなんとか収納しましたが、さっと取り出して使う利便性に欠けるのが悩ましいところ。

そもそも掃除ってそんなに楽しい行為ではなく仕方なくする家事なので、掃除機を使いやすい状態にしておかないとやる気にならず、その気になったときに(できれば片手で)スッと取り出せることが大事だと思うのです。

実家では家族が掃除機用のスタンドを買って収納していました。
山崎実業の「スティッククリーナースタンド」です。
使い勝手としては申し分なさそうなのですが、広い部屋ならともかく我が家は30平米の二人暮らしですから、床置きのインテリア用品はなるべく増やしたくないという気持ちがあります。
ということで、吊るして収納する方法を検討することに。

マキタの掃除機の背面にはこういう金具もついていて、ここをフックに引っかけたり、ヒモを通して吊るしたりしている人も多いようなのですが、個人的に使いやすそうには思えないのでこの金具を使うことはあきらめました。
いろいろ考えた結果、採用したのがこちらです。

ポッシュリビング(Posh Living)のマルチハンガーです。色はブラックを選びましたが、 他にもシルバーやゴールドのカラーもあります。
価格も僕が購入した当時が1,300円ほどで、2025年9月現在も大きく変わっておらずリーズナブル。トイレットペーパーホルダーを想定したサイズのようなので、もし使わなくなっても他の用途に流用できそうです。

付属のビスでしっかり固定します。

ビスはそれなりに長さと太さもあるので、木部にしっかりと打ち込めば掃除機の重さがかかったていどではまず外れることはありません。

ここに掃除機の持ち手を通してしまおうというわけ。

いい感じに収まりました。ポイントはマルチハンガーを取り付ける高さ。

浮かすかどうか迷ったのですが、あえて先端がジャストで接地する置き方を選びました。うしろにアコーディオンカーテンがあることもあり、浮かしていると開け閉めのたびにブラブラして気になるんじゃないかと思ったからです。安定感もあり、うまくいったと思っています。

ハンガーの先端部分がちょこっとカーブしているのが大事。

何かの拍子に掃除機が傾いて倒れそうになっても、先端のカーブがストッパーの役割を果たしてくれて、決して外れて倒れることはないのです。
でも、取り出しにくいかと思えばそんなこともなく。

ちょっとした出っ張りなので、少しだけ奥に回り込むようにするだけで簡単に取り出すことができ、使い終えたらサクッと戻せます。この使いやすさが今回のいちばんのポイントです。

横幅は15センチでフックとしてはやや長めなのですが、我が家はこの下にコンセントボックスがあるので、それとの干渉を避けたいときにズラせるのでちょうどいい長さだと思っています。

立てかけた状態とほとんど変わらない見た目のシンプルさで、インテリアを邪魔しないところも気に入っています。
マキタの収納に困っている方の参考になれば幸いです。