(347)業者さんに依頼してベランダを撤去&改造してもらった
前回、初めての焚き火について書きましたが、外遊びを始めると屋外スペースがもっと広かったら思うようになりました。
このベランダを撤去すれば、平面的に広くなるだけでなく、見た目の圧迫感もなくなるはずです。
このベランダ、祖母が洗濯物を干すために増築したものですが、湿気が多くて日当たりも悪いせいであまり活用できておらず、この十数年はベランダに出ることすらほとんどありませんでした。
ベランダ下の物置には使わなくなったバーベキュー台などのガラクタが詰め込まれています。片付けのいい機会だと思うことにして粗大ゴミを処分し、物置は他の場所に移動しました。
だいぶすっきりしました。あとはベランダ撤去時にまとめて廃棄してもらうことにします。
■大工さんのナイス提案で予想外にリーズナブルに
工事内容については、実際に依頼する際に作成した文書でごらんください。
まずはベランダの撤去。ベランダを支える土台の石も一緒に撤去してもらいます。
続いては撤去後の工事。掃き出し窓なので、さすがに何もないのは怖いので同じような手すりを新しく設置してもらいます(ついでに破れが目立つ網戸も交換)。
さらに、離れの壁にタープをかけるフックも設置してもらうことにしました。離れの壁面にかけたタープを母屋のベランダの手すりに結べば、雨が降りそうなときも安心して楽しめます。
この内容で見積もりがいくらになったかというと…
すべて込みで「213,653円」でした。僕は解体や外構工事の費用には疎いのであくまで印象の話になりますが、思ったよりも安いと感じました。
金額が低めに抑えられたのは、ベランダの撤去後に新しい手すりを設置するのではなく、ベランダの一部を流用し手すりとして改造して設置しなおすという大工さんの提案のおかげでした。
撤去するベランダと同じような手すりがつけばいいかなと漠然と考えていただけでしたが、改造するというアイデアは頭にありませんでした。でも、言われてみればこの方法がもっともリーズナブルなのはまちがいありません。こちらの要望を汲み取って最適な提案をしてくれた大工さんに感謝です。
■改造とは思えない自然な仕上がりに満足
で、工事の初日。
僕が到着した午後には、すでにベランダの解体が終了していました。
外されたベランダは離れの壁に立てかけられていました。ふむ、これを改造するわけか。
こちらはベランダのなくなった窓。なんというスッキリ感。
翌日、工事二日目。
大工さんがサイズを慎重に測ってベランダをカットして加工していきます。軽々やってましたが、僕にはとてもムリだな。
窓の前にはめ込んで収まりを確認し、
大きなL字の金具で四カ所をしっかり支えるように固定します。耐久性のかかわるこの種の作業はプロにやってもらうのが安心です。
工事後。もともとこうだったと言われても違和感のない仕上がり。
出っ張りもなくフラットな外壁になりました。
ビフォーアフターをくらべてみましょう。
ベランダ撤去前、
ベランダ撤去後。
期待通り庭がぐっと広く感じられるようになりました。やってもらってよかった。
フックもついたのでタープもかけられます。
■ベランダ撤去跡のスペースにレンガを敷く
せっかくベランダを撤去してもらったので、空いたスペースをもう少し整えることに。
撤去直後の地面。
土を掘り起こして平らにならし、
余っていたレンガを敷き込みました。
ただ置くだけだと時間が経つにつれてボコボコと凹凸ができてしまうのですが、ひとまずの応急処置としてはいいでしょう。そのうち機会があればモルタルを敷くつもりです。
これで完了でもよかったのですが、母屋沿いの余ったスペースを活用すべく、もうひと手間かけることに。
レンガの代わりにコンクリートブロックで高さを出し、
その上にレンガを積んでいきます。
ちょっと腰をかけたりできるくらいの高さが確保できました。
この上にホームセンターで買ったジョイントタイルをならべます。
簡易ベンチが完成。
こんな感じに地べたに置くのをためらわれるようなものを気軽に置くことができます。
次回の焚き火が楽しみです。