(441)【前編】収納や照明スイッチなど部屋のディテール一挙紹介
前回、リノベーションで生まれ変わった室内をごらんいただきました。
今回は、スイッチや照明、収納やフックなど、設備のディテールを詳しくご紹介します。
なお、キッチンについてはすでにイケア(IKEA)の壁面収納について書きましたので割愛します。
キッチンの隣にある洗濯機置き場からはじめましょう。
洗濯機の上はデッドスペースになりがちなので、うちの物件の定番の収納棚を設置しました。
イケアの「ディナン(DYNAN)」です。スチール製のオープン棚にホワイトの塗装が施されています。コンパクトですが、棚の上にも物が置けるので意外に収納力はあります。なにより税込み「2,999円」というリーズナブルさが魅力でしたが、すでに廃番。惜しい。
続いては洗面です。
洗面に向かって右側の壁は、もともとトイレのドアがあった場所でした。ドアは正面に移転し、代わりにできた壁には大工さんに頼んで木下地を入れておいてもらい、収納用品を備え付けられるようにしました。
頭上にはイケアのタオル棚「ブログルンド(BROGRUND)」(1,999円・税込み)を設置。
【IKEA】ブログルンド(BROGRUND)
以前はもっと奥行きのある棚を設置していたのですが、頭上とはいえ圧迫感を感じるので最近はあえて狭い棚を選ぶようにしています。といってもレールは2本あるのでたたんだフェイスタオルやティッシュペーパーくらいなら問題なくおけるのも便利です。
タオルかけはTOTOの「YT401K」。うちの洗面所は横幅が50センチほどとかなり狭いので、平たくて使いやすいものを探していて見つけました(画像にはYahoo!ショッピングのリンクが張ってあります)。
マットなアルミリングのデザインも気に入っています。カラーバリエーションもあってインテリアに合わせて選べるのですが、タオルリングとしてはやや高額なのがネックでしょうか。
腰高の位置には折りたたみ式の小棚をDIYしました。洗面を使う際に小物を置いたり、お風呂に入るときに着替えを置いたりするのに使えます。詳しくは過去の記事をどうぞ。
洗面の照明に選んだのはこちら。
アートワークスタジオの「グルーブシーリングランプ」です。以前、ショールームで山小屋の洗面のために選んだものです。
僕はだいぶ前に購入して余っていたものを使用したのですが、ひさしぶりに価格を調べたら値上がりして現在は「16,500円」。さすがに賃貸にはすすめられない高級品ですね……。
アートワークスタジオといえば、キッチンの天井の照明には「グリッド」も設置しました。
寄りの写真を撮り忘れたので、別の物件に設置したときの写真をどうぞ。
超がつくほどシンプルなデザインなので悪目立ちしないのがうれしいです。低い天井で照明器具を選ぶ空間にもおすすめ。光の色調を「ウォームカラー」と「クールカラー」に切り替えも可能です。
ちなみに、アートワークスタジオの照明器具とショールームについては以前もご紹介しましたのでご興味ある方はこちらをどうぞ。
次はトイレの小物。
トイレの便器の上のデッドスペースには収納を取り付けるとぐっと便利になります。設置したのはこれまたイケアのウォールキャビネット「エーンヘート(ENHET)」です。
「幅40cm×高さ70cm×奥行17cm」という大容量でトイレットペーパー1個入れてこんな感じ。このサイズで「7,999円」はコストパフォーマンス的に見ても悪くないと思います。
【IKEA】エーンヘート(ENHET)
重量はそこそこあるので下地のある壁にしっかり設置しましょう。組み立ても厄介ですし、大工さんにお願いするほうが無難かも。
トイレットペーパーホルダーは上部に棚のついたタイプをチョイス。
「Kochel(ケッヘル)」のペーパーホルダーです。
最近はスマホを持ってトイレに入る方も多いでしょうし、シンプルなデザインでいいと思います。
トイレ用のタオルかけには洗面と同じくTOTOの「UGA467」を。
コンパクトでムダのないデザイン。迷ったらこれ、という感じでよく使っています。
先日もご紹介したレセップ照明に取り付けたのはイケアのLED電球「LUNNOM(ルッノム)」。
ほんのり黄色味のついたガラスで優しい光が広がります(写真はレセップカバーをつける前)。
80ルーメンなので明るさは控えめですが、トイレならこれでちょうどいいくらい……と思ってたら、すでに廃番のようです。あらためて調べるとイケアの商品は本当に廃番が多いですね。入れ替わりの激しさに愕然とします。
玄関にもいろいろ取り付けました。
頭上の収納はイケアの「BOTKYRKA(ボッシルカ)」(5,999円・税込み)。
【IKEA】BOTKYRKA(ボッシルカ)
コの字型のシンプルな壁付け収納です。
背面の金具をひっかけて固定するのですが、スチール製で重量もあるので万一の落下がないように前面からボルトで固定してもらっています。このあたり賃貸か持ち家かを問わず、気をつけたいところです。
横の壁には同じくイケアの折りたたみフック「BJARNUM(ビャーヌム)」(3個入り・1499円・税込み)。開くとフックになるスマートなデザイン。最近、アマゾンなどで安価な類似品が多発した影響か、本家のほうは廃番になってしまいました。
玄関照明のスイッチには以前のリフォームで余っていたアメリカンスイッチを。といってもノーマルなタイプではなく、「デコレータースイッチ」というスイッチ大きめのタイプ(画像にはYahoo!ショッピングのリンクが張ってあります)。
アメリカンスイッチといえばおなじみRCカンパニーで購入しました。
一般的なトグルタイプは狭い場所に設置すると出っ張ったスイッチ部分にぶつかって「痛っ」となることがありますが、このタイプならその心配はありません。
カラーバリエーションも豊富なのでプレートとスイッチをちがう色にするのもおすすめです(画像にはYahoo!ショッピングのリンクが張ってあります)。
ちょっと値段が張りますが、ネジ穴のない金属やセラミックタイプも素敵です(画像にはYahoo!ショッピングのリンクが張ってあります)。
ちなみに、スイッチの下には小さなフックをひとつ。カギなんかかけておくのに使えます。持ち家とちがい、賃貸は入居者が勝手にフックを設置したりしづらいので、こちらでできるかぎり用意しておきたいと思っています。
まだまだ長くなりそうなので、続きは後編で。