(529)CDプレーヤーの調子が悪いのでレンズクリーナーを使ってみた
以前、山小屋の離れに無印良品の壁掛式CDプレーヤーを設置しました。
購入から20年も経っているとあって、使い始めてまもなく調子が悪くなってしまいました。
コードを引っ張っぱると回転はするものの、キュルキュルと回るばかりで一向に再生されないのです。
竹林に囲まれて日当たりが悪く、湿気が多い山小屋の押し入れにしまいっぱなしになっていたのでレンズにカビなどの汚れが付いてしまったのかもしれません。
せっかくスタンドも付けて設置したのですから、レンズのクリーニングを試みることにしました。
使ったのはエレコム(ELECOM)の「レンズクリーナー CD/DVD LEVEL3」です。
僕が購入したときは「1,375円」でした。高い買い物ではないので、もし効果が出なくてもあきらめがつくかな、という気持ちで買いました。
ちなみに、事態の深刻度に応じてグレードが3段階に分かれていて、こちらは「読み込みエラーの解消に」推奨されているレベル3の商品になります。レンズ汚れの防止(レベル1)や音飛びの改善(レベル2)にはそれぞれの症状に合ったレベルのクリーナーを選んでください。
さて、商品裏に記載された説明によれば、
「レンズの汚れはレーザー光を遮ることになり、エラーの原因となります。レンズクリーナーは、そのようなピックアップレンズ表面の汚れをきれいに除去し、エラーを予防・解消します」とのこと。
パカッとケースを開けてみると、
クリーニング用のCDとクリーニング液が入っています。
一見するとただのCDのように見えますが、裏返してみると…
こんな感じに極小のハケのようなブラシが付属している特別製なのです。
表面のこの部分にクリーニング液をたらします。
すると、これが裏面にあるブラシに伝わるというわけ。
クリーニング液がブラシに浸透するまで待ってから、CDをセットします。
通常はセットするだけで再生されるそうですが、うちのプレーヤーは対応していなかったので手動でスイッチオン。
CDが回転してブラシがレンズにあたり、クリーニングがおこなわれます。
説明書によれば「クリーニングは約5秒で完了し、クリーニング終了の案内が音声でアナウンスされます」ということでしたが、5秒を過ぎても回転が止まりません。イヤな予感。
しかたなく手でCDを外してみました。当然ながら、見た目では何の変化もありませんから、CDをセットして再生してみなければなりません。
さて、クリーニングの結果やいかに?
ん?がんばってるのは伝わってくるけど、鳴らない……。
ダメ元でもう一度クリーニング液をたらしてクリーニングし直してみることに。
すると、今度は5秒ほど回転したあと、ちゃんと停止しました。クリーニングが完了したということ?
再びトライしてみたところ、
今度はなんとか再生できました。説明書に「くりかえしクリーニングせよ」とは書いていなかったのですが、汚れがガンコな場合は何度かクリーニングをおこなってみると効果が発揮されるみたいですね。
再生までにしばらく時間がかかるのは、まだまだ汚れが残っているせいかもしれません。再生はできるので、しばらくこのまま使って様子を見てみるつもりです。
今後も調子が悪くなったらすぐにクリーニングできるようにCDと一緒にならべておくことにしました。
竹林を眺めながらの音楽鑑賞、なかなか良いものです。母屋からもっといろいろCDを持ってこようかな。
CDプレーヤーの不調にお悩みの方、試してみてはいかがでしょうか。