(608)冷蔵庫の上の空間をルミナスの収納棚で有効活用する

引き続き、自宅のキッチンの収納を改善していきます。
今回は冷蔵庫の上にある空間をルミナスのスチールラックで収納スペースとして活用しようという話です。
まずは手を入れる前をごらんください。

我が家では滅多に使わない炊飯器や使用頻度の低い低温調理器などを置いたまま放置していました。このままだと見るからに置きっぱなし感が漂いますし、天井までの空間を有効活用するために何らかの収納を設置したいと思いました。
その際に重視したのは、ただの置き型の収納棚ではなく、天井に対して突っ張る形の収納棚にしたいということでした。

実は、この冷蔵庫、以前茨城県に住んでいた妹が引っ越す際に不要になって譲り受けたものなのですが、東日本大震災の際に倒れた傷跡が付いているのです。こんな大きな冷蔵庫も倒れたなんて、あらためて地震の大きさに驚かされます。
というわけで、地震対策も兼ねて突っ張るタイプの棚を設置したいと思ったのでした。

とりあえず、物をどけて採寸することにしたのですが、厄介なのは写真右上に見える梁。突っ張るタイプの棚を設置する場合、左右でポールの高さが異なることになりそうです。

またまた雑な手描きで失礼します。採寸してみると、左は「高さ72センチ」、右は「高さ63~64センチ」だとわかりました。奥行きや横幅も含めて、ここに収まりそうな収納棚を探したところ、ルミナス(Luminous)のスチールラックをカスタムで注文するのがベストだという結論にいたりました。
スチールラックとしては定番のルミナスですが、こんな感じのセットをイメージする方が多いでしょう。
画像にはYahoo!ショッピングのページへのリンクが張られています。
でも、公式通販サイトの「ルミナスクラブショップ」ではパーツをバラバラで購入して組み合わて、自分の望む形に組み上げることもできるのです。
いろいろ考えた末、棚板を2枚、ポールを4本、突っ張り用の延長ポールを4本注文しました。

合計「15,400円」。セットにくらべて割高感は否めませんが、今回は空間にぴったり収まるサイズがどうしても欲しかったのです。

届いた商品を開封してならべてみました。

最初に一段目の棚までを組み立て、

冷蔵庫の上にのせてみます。事前に採寸したかいあって、冷蔵庫の天板にぴったり収まりました。ひとまずホッとしました。

この上にどんな物を置くかも考えながら、二段目の棚の高さを決めます。

二段目を取り付けて、冷蔵庫の上に置きました。あとはちゃんと突っ張ることができるかです。

ポールを延長してテンションをかけます。今回は4カ所すべてに下地がありましたから強めにテンションをかけていますが、下地がない場合は圧力で天井のほうが壊れてしまうこともあるので要注意です。

左のポールは天井に、右のポールは梁にかかり、無事に4本のポールが突っ張ることができました。地震対策を謳った商品ではないのでその効果がどのくらいかは測りかねますが、冷蔵庫をそのまま置くよりは耐震性が高まったのは確かでしょう。

これまで遊んでいたスペースを有効活用できるのはうれしいのですが、

地震が起きたときはこの中の物が落下してくることを考えると、あまり重いものは置けないんですよね。でも、使用頻度の低いものはできるかぎりここに詰め込みたい気持ちもあり、何をしまうかは悩ましいところです。

いろいろ考えて、現在はこんな感じに落ち着いています。奥行きも幅もそれなりにあるので予想以上にたくさんの物が収まったと思います。
冷蔵庫上の収納のためだけに15,000円もかけるのはどうかという気持ちもありましたが、空間にジャストサイズの収納を設置できて地震対策もできたことを考えると最終的には満足です。