(206)タニコーの業務用キッチン作業台をDIYで組み立てて設置する
前回、業者さんによるキッチンの設置が完了しました。
出来ばえには満足なのですが、いざキッチンに立ってみると真ん中の75センチ幅の作業台だけでは作業スペースに余裕がないと感じました。
そこで、キッチン完成の高揚感に任せてひとつ作業台を追加することに。
設置するのはココ。
作業台で下ごしらえした材料を置いたり、ガスコンロで調理したものをテーブルに運ぶ前に置いたりできると便利です。
何度もご紹介してきた業務用キッチンメーカー「タニコー(tanico)」の作業台「TX-WT-1245NB」を選びました。
TX-WT-1245NB タニコー 作業台 バックガードなし 送料無料 価格:25,383円 |
幅120センチの大きめサイズです。
型番の「NB」は「バックガードなし」の意味。
「バックガード」とはココのこと。
壁側に設置する場合、奥に立ち上がりがあるタイプのほうが掃除もラクでいいのですが、今回の作業台は前後からアクセスするので、まっ平なタイプを選びました。
心配だったのが配送の問題。
世田谷で受け取って自分で山小屋に運ぶつもりですが、うちのヴィッツに載るかどうか心配でした。
あらかじめショップに問い合わせて梱包サイズを聞いたところ、ギリギリセーフ。
150センチ幅だったらムリでした。
無事に山小屋に搬入することができました。
今回は設置工事が完了した後なので、自分で組み立てねばなりません。
早速、開梱します。
シンプルな作業台なので、部品も少なめ。
説明書を見ても、天板や中板を脚と固定する方法が書いてあるだけ。
シンプルな構造ですから、勘の良い人なら説明書なしでも組み立てられるでしょう。
まず、脚を中板の四隅の穴に通していきます。
大事なのは、固定方法。
脚には「ポンチマーク」と呼ばれる凹みがあります。
この「ポンチマーク」が「ネジ穴」にうまく合うように位置調整します。
2つがぴったり重なったら、付属の六角レンチでネジを締めて固定します。
あとは、これの繰り返し。
寝かせて作業すればひとりでも組み立てることが可能です。
30分もかからず完成。
軽いので、起き上がらせるのも簡単でした。
ちなみに、この業務用キッチンは脚にアジャスターが付いていて、高さ調整が可能です。
これをクルクルと回すと、
アジャスターが伸び、高さが変わります。
これまた簡単です。
測ってみると、伸ばす前が約2.5センチ、
伸ばした後が約6センチでした。
伸ばす前の天板の高さは約78.5センチとやや低め。
僕は脚をマックスまで伸ばして高さ82センチで使用しています。
ちなみに、これ以上高くしたい場合、別売りの長い脚(「ロングアジャスト脚」とか呼びます)を購入して交換する必要があります。
さて、高さ調整が済んだら、決めていた場所に設置します。
うむ、これで作業スペースがぐっと広くなりました。
今回、初めてDIYで業務用キッチンの作業台を組み立てましたが、本当に簡単でした。
シンクやコンロ台のように設置時に工事が必要なものはともかく、ただ作業台のみを購入するのなら、業者さんの手を借りる必要はないと断言できます。
今のキッチンに作業台を追加したいと考えている方は検討する価値ありです。
前にも書きましたが、業務用キッチンは価格の変動があるので、安い価格のショップを探すとよいでしょう。
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僕が購入したときの価格は「20,101円」でした。
さて、作業台を組み立てているあいだに冷蔵庫も到着。
AQUA(アクア)の冷蔵庫「AQR-27J」です。
キッチンやレンジフードに合わせて「ミスティシルバー」をチョイスしましたが、「ウォームホワイト」もあります。
サイズはどちらも「幅60センチ×奥行65.7センチ×高さ141.9センチ」。
ひとり暮らしならゆったり、ふたりだとやや小さめって感じでしょうか。
実は、冷蔵庫選びにあたっては、高さ26センチの電子レンジを設置するスペースを確保するのがポイントでした。
収納棚までの高さ約190センチから電子レンジの高さ26センチを差し引くと、残りは164センチ。
この高さにちょうど収まるサイズでシルバー色となると選択肢は非常に限られ、ほぼ一択で「AQR-27J」に決めました。
ちなみに、天板は「耐熱100℃テーブル」ということで、オーブンレンジを置いても安心。
我が家の電子レンジも無事に収まりました。
高過ぎない位置で使いやすいです。
以前から使っていたレンジがたまたまシルバーだったので、違和感ないのも良かったです。
ガスコンロも設置して、主要な設備がそろいました。
ただ、料理をするには、キッチン前の床のカーペットが気になります。
次回は、床の改善について考えます。