(125)toolboxのウッドウォールパネルをDIYで壁に貼る
今回はtoolboxの「ウッドウォールパネル」をDIYで貼ります。
【toolbox】ウッドウォールパネル(公式ページ)
「ウッドウォールパネル」については、以前も内装用の壁材を比較検討した際に候補としてご紹介しました。
この商品の魅力は、平米単価が安価な割に(3,794円)、オイルやワックスなどで仕上げると高級感のある雰囲気が演出できるところ。
施工するのは一階の階段横の壁です。
ごらんのとおり、四角い壁でイレギュラーな箇所もないのでパネルの施工にはうってつけと見ました。
早速、施工面積の計算から始めましょう。
壁を測ると、横幅は「1720ミリ」、高さは「2240ミリ」でした。
一方、「ウッドウォールパネル」のサイズはというと、横幅は「610ミリ」で、高さは「2430ミリ」。
何枚必要かを図にしてみると…
ちょうど3枚で足りそうということで、サクッと注文。
一枚あたり「4,500円」(2018年当時の価格。現在は「5,624円」)が3枚で「13,500円」。
これに送料の「1,960円」が加わって、合計「15,460円」でした。
届いたのがこちら。
木目がきれいです。
どうやって貼りつけるのかについては、toolboxが提供しているノウハウを参考にしました。
【toolbox】how to make「壁に板貼りパネルを貼って塗ってみた!」
測り方や切り方など、基本的なところからしっかり説明されているので、ぜひ読んでみてください。
今回のDIYも基本的にここに書いてあるやり方を踏襲しています。
さて、壁に合わせてカットする前に、壁に立てかけてみました。
問題なく収まりそうですが、厚さ4ミリなので上の部分が自重でたわんでお辞儀してきます。
手前に階段もあるし、貼り付けには苦労しそうだな……。
まずは、一枚目をカットしましょう。
先ほどの図で言うと、この部分をカットします。
長さを測って裏側のベニヤ面に鉛筆で線を引いたら、
のこぎりでカットします。
あいかわらずの人力カットで恐縮です。
カットできたら、きちんと収まるかはめ込んでみます。
問題なく収まりました。
ちょっとスキマが見えますが、素人のDIYなので全然OK。
貼りつけるときに使うのは、「スライスウッド」や「ヴィレ」のときにも活躍した「床職人」と「厚手の両面テープ」と「隠し釘」。
ホームセンターでも手に入りますし、アマゾンでもそれなりに安価に入手できます。
ウッドウォールパネルの裏側に両面テープを貼り、はみ出さないように床職人を塗ります。
あとはこれを貼りつけます。
両手で抱えながら貼るんですが、予想通りパネルの上の部分がたわむので、うまく位置を合わせるのは意外に大変でした。
もし可能なら2人でやると、ひとりがパネルを支えて、もうひとりがパネルの端を合わせるなんてことができていいな、と思いました。
まあ、僕はぼっちでやりましたけどね。
注意したいのは、パネルに反りがあったり壁にデコボコがある場合には、ただ貼っただけだとパネルが少し浮いてきてしまうことがあります。
そこで、上から隠し釘を打ちつけて、固定してやる必要があります。
これも「スライスウッド」や「ヴィレ」のときに活躍したアイテムです。
隠し釘を打ちこむ場所ですが、できれば壁の中に下地となる柱がある場所を狙いたいところ。
本来なら、こんな感じの下地チェッカーを使い、
柱のあるところを探すのです。
下地があるところで光って知らせてくれるスグレモノ。
DIYをやるなら持っておいて損はないアイテムですが、
今回にかぎっては下地チェッカーは不要。
ラッキーなことに、この小屋が建てられたときに大工さんが付けた印が残っていたのです。
これをガイドに釘を打っていきます。
おかげでがっちりと固定することができました。
柱に付箋が貼ってあるところが下地に柱があるところ。
ちょっと見にくいですが、ピンク色の釘の頭が下地に沿って打ち込まれたのがわかるはず。
隠し釘の頭はのちほどハンマーで落としてやることとして、続いて2枚目の作業に移ります。
2枚目については作業内容はまったく同じですが、とにかく手前の階段が邪魔。
貼りつけの際の位置合わせは大変でした。
両面テープは強力なので一度貼りつけると位置をずらすのは難しいです。
ボンドはボンドで、うっかり隣の1枚目につけてしまえば、後で塗装がのりずらくなってしまいます。
こういう特殊なシチュエーションでは、やっぱり2人がかりがよいと思いました。
苦戦しましたが、2枚目が貼り終わったところ。
3枚目にも問題があります。
ここだけは、高さを合わせてカットするのに加えて、横幅を測ってタテにカットする必要があるのです。
慎重に幅を測って、
パネルをのこぎりでカットします。
長いラインをのこぎりできれいにカットするのは難しいですね。
カットしたラインに多少乱れが出てしまったので、やすりがけして調整しました。
無事に収まるか、はめ込んでみます。
なんとか大丈夫そうです。
それより手前の2枚目と柱のスキマが気になりますが、覆水盆に返らず。
気を取り直して3枚目も接着しました。
あとは隠し釘の頭を落としてやります。
これで完成!
近寄るとスキマも見えるんだけど、そこはまあ、ね。
次回は、オスモカラーでパネルを塗装します。