(137)照明選び③~照明がスキマなくぴったり天井に収まるとうれしい

前々回、「アートワークスタジオ」の「グルーブシーリングランプ」を購入し、洗面に設置しました。
今回は、「アートワークスタジオ」の照明を設置して実感した「照明の収まり」の大事さについて書こうと思います。
山小屋の照明から少し話が脱線しますが、ふつうの賃貸マンションの場合、照明器具が設置されていないケースがほとんどです。
でも、照明もインテリアを決める大事な要素なので、うちでは各部屋の雰囲気に合った照明を選んで設置するようにしています。

とはいえ、リノベーションが完了して照明を選ぶ頃には予算も尽きてきているのが現実で、どうしても照明に割ける予算は限られてしまいます。

イケアやニトリでロープライスで見栄えのするものを選んだり、リサイクルショップで中古のシェードを購入したり、価格とデザインの間で工夫してきました。
ただ、安価な照明の場合、天井に接する面に雑なスキマができやすいのが困るのです。
たとえば、これ。

たしかイケアの照明だったと思いますが、天井との間にイヤな傾きとスキマができてしまっているのが見えるでしょうか。
これが冒頭に申し上げた「照明の収まり」という言葉で言いたかったこと。

こちらはシーリングカップがズレ落ちてきてしまったケース。
カップを支える留め具は付いているのですが、上げても上げても落ちてきてしまいます。
些細なことかもしれませんが、個人的には気になります。
その点、前回と前々回にご紹介した「アートワークスタジオ」の照明はすごくきれいに収まります。
山小屋に設置した「グルーブシーリングランプ」の例でごらんいただきましょう。
![]() | 価格:13,200円 |

設置前はこんな感じ。

ポイントになるのは、この溝です。

これが噛み合うことによって、灯具とガラスボールがスキマなくしっかり固定されます。
取り付ける場所は、一般的な「角型シーリング」。

まず、灯具本体を取り付け、

電球を設置します。

ここに、黒いカサをのせたガラスボールを取り付けます。

先ほどごらんいただいた溝を噛み合わせたら、クルクルと回していきます。

スキマがなくなるまで回しきったら設置完了。

きれいに収まりました。

スキマはまったくありません。
もうひとつ設置例をごらんいただきましょうか。
世田谷のマンションの一室に設置した「ポリゴナルシーリングA」の例です。

![]() | 価格:7,260円 |

まず、コードをシーリングに取り付けます。

こちらの商品にも固定用のネジの溝があります。

灯具の内部は二重の構造になっているので、内側の取付金具を取り出し、

キャップにかぶせ、ネジに沿ってクルクルと回していきます。

しっかりと灯具が固定されたら灯具をかぶせ、

ネジ穴を合わせたら、

付属のネジで灯具を内側のカバーに固定します。

これで設置完了!

横から見ると、こんな感じ。

通常なら、台座の部分が天井になるので、スキマなく収まります。
わかりやすいように「通常なら天井にあたる部分」に青色をつけてみました。

変なズレやスキマがないので、こちらも気持ちよく収まりました。
「アートワークスタジオ」の照明のしっかりした構造がよくわかり、満足です。
冒頭に紹介した「安価な照明」にくらべればややお高いのですが、デザインも含めて考えれば差額を払う価値は十分あるのではないでしょうか。

洗面の照明が無事に設置できたので、次回はリビングの照明を考えます。