(539)カインズのキャリコが業務用キッチンにぴったりはまった
今回からしばらくの間、熱海で採用した収納用品や雑貨などの話をしていきます。
最初にご紹介するのはこちら。
カインズ(CAINZ)の収納ケース「キャリコ(Carico)」です。
【カインズ】キャリコG
スタッキング可能なシンプルな収納ケース(ポリプロピレン製)ですが、何が素晴らしいって我が家で使っているタニコー(tanico)の業務用キッチン作業台とシンデレラフィットなのです。
まずは設置前のキッチンをごらんください。
業務用のキッチン作業台はリーズナブルなので気軽に導入できるのですが、棚板が一枚しかないのでオープンな空間にどう収納するかで利便性が決まります。
ちなみに、山小屋のキッチンに採用したときはこんな感じでした。
ネズミがキッチンに入り込んだりすることもある山小屋では、せっかくのオープン収納もそのままでは使うことができず、食品はすべて密閉パックに入れて収納しています。
ですが、正直なところ、見た目はいまひとつ。オープンなまま収納を活用できる熱海のマンションでは、何か別のアイデアを試したいと思っていたところ、冒頭にご紹介したカインズの「キャリコ」を見つけました。
最初に購入したのはMサイズで、
幅36センチ、奥行39センチ、高さ18.5センチ。
スタッキング可能なので、これを重ねて作業台の中にならべると、
見事にすっぽり収まりました。
ごらんのとおり、何よりまず奥行きぴったりなのがよいのです。
前から見るとこんな感じ。キッチン作業台は棚板の位置を調整できるので、3段にスタッキングしたキャリコの高さにジャストで合わせることができました。
気をよくして作業台の奥のスペースに置くぶんも追加で購入し、ダイニングテーブル側を向くかたちで逆方向に設置しました。
MサイズとSサイズをならべて置いています。作業台の幅は150cmなのですが、Mサイズを3つにSサイズ1つを組み合わせるとちょうど内寸に収まり、スキマもほんのわずかしか残りません。
ちなみに「キャリコ」のSサイズは、幅24センチ、奥行39センチ、高さ18.5センチ。Mサイズとくらべ幅だけが2/3になっています。
ダイニングテーブルに隣接しているので、取り皿やカトラリー、インスタント食品やスナック菓子などの軽食を収納しました。
一方、こちらはキッチン側の様子。
「キャリコ」は手前が少しだけ立ち上がった形状になっているので、食器にせよ食品にせよ、取り出したときにうっかり他のものまで下に落としてしまうようなことがありません。
SサイズもMサイズも高さは同じ18.5センチあるので、たいていの食器はすっぽり収まります。
脚つきの高さのあるグラスやマグカップ、
コーヒーサーバーやドリッパーなどもすっぽり入り、
丼も重ねてしまえます。食器棚としても申し分ありません。
ポリプロピレン製とあって価格もリーズナブル。Sサイズは「1,180円」、Mサイズは「1,680円」。ぜんぶでMを9個、Sを3個購入しましたが、これだけ買っても「18,660円」でした。
余計なアクセントカラーやデザインが施されていないのも個人的には気に入っています。
我が家で採用した「グレー」以外にも「ホワイト」と「グリーン」(彩度の低いセージ色)の3種がラインナップされています。
業務用キッチンの多くは奥行き40センチなので、タニコー以外の作業台でもうまく収まる可能性は高そうです。オープンなスペースをムダなく活用したい方におすすめです。