(639)ペンダントライトの色に合わせてコードリールを塗装する

前回に引き続き、我が家の玄関のインテリアについて。
(638)玄関に設置した4種類のフックや小物を紹介する
お話するのは玄関の天井に取り付けたオレンジのペンダントライトのこと。

照明本体の色に合わせて市販の安価なプラスチック製コードリールをスプレー塗装してみました。
■ダウンライト~直付けレセップ~ペンダントライト
10年前に室内をリフォームした際には、玄関にはダウンライトがついていました。

インテリアに手を加えていくうちに味気なく感じるようになり、電気工事でふつうの丸型シーリングに交換してもらいました。

これならその時々の気分に応じて照明器具を交換することができます。

最初に取り付けたのはシンプルなレセップカバーでした。

以前も書いたのと同じやり方で、パナソニック製のリーズナブルなレセップカバーをクリーム色に塗装して取り付けました。
さらに、昨年のリフォームの際、玄関のアクセントになるような照明を取り付けたいと考え、ペンダントライトに交換することにしました。

用意したのは昭和の製品と思われるレトロな雰囲気の照明です。

ホワイト、レッド、オレンジの3色セットで、以前はリビングで使っていたこともありました。

玄関にそのまま取り付けてみると、いかんせんコードが長すぎます。

余ったコードをシーリングカップの中にぎゅうぎゅう詰め込んでみたものの、

望むほどは短くできませんでした。

カップからはコードがあふれ出して、なんとも情けない見た目に。
そこで、今回の本題であるコードリールの登場となったというわけ。
■ミッチャクロンで下塗りしてからスプレーで塗装する
コードリールがあればペンダントライトを希望どおりの長さに調節することができます。
オレンジ色を活かすためにコードリールもオレンジでそろえたいのですが、さまざまな種類が出回っている中にもオレンジ色は見つかりませんでした。
ないのならば作ってしまえということで、用意したのがこちら。

ヤザワのペンダントコードリール「PCM5WH」です。
価格は300円強で、数あるコードリールの中でも最安値といってもよい商品です。

いかにもプラスチックといった質感が残念といえば残念ですが、リメイクの素材と考えれば気になりません。

プラスチックの塗装にはおなじみミッチャクロンで下地を整えます。
これを使うとプラスチックにも塗装がのりやすくなります。

片面ずつプラカップの上に固定して吹きつけました。
30分ほど置いてしっかりと乾いたのを確認したら、続いてオレンジのスプレーで塗装します。

先日、トイレの壁面収納のトビラを塗ったときに使ったスプレーです。
アサヒペンの「クリエイティブライフスプレー」という商品ですが、同社の「クリエイティブカラースプレー」と同じものだと思います。コードリールていどなら100ミリリットルで十分でしょう。

塗りムラができないように離れたところからまんべんなく吹きつけましょう。

下地処理もしていますし、もともとがホワイトなので色のつきも問題なし。

こういう製品だと言われれば信じてしまいそうなくらいきれいに塗れました。
■玄関の照明はセンサー電球と組み合わせると便利
では、ペンダントライトに取り付けてみましょう。

このコードリールは50センチのコードを格納できるので、思い通りの長さに調節することができました。高さは頭がぶつからないギリギリのところにくるようにしています。
色味としては照明本体の赤みの強いオレンジに対して、今回コードリールに塗装したオレンジには若干色が浅い印象を受けなくもありませんが、

照明が点くと相対的に器具本体は暗く見えることになりますし、色の違いはそこまで気になりません。もしこだわるのであれば、自分で調色してスプレーガンか何かで塗装するしかないかな。

ちなみに、取り付けた電球は人感センサー付きのもの。ふだんはスイッチをオンのままにしておき、ハンズフリーで使っています。
物を抱えて帰宅することの多い玄関ではセンサー電球は本当に便利ですなのですが、デザインのバリエーションが少ないのが悩みです。
アイリスオーヤマの「LDR9L-H-SE25」が今回の照明器具のデザインにマッチしてくれたのでよかったです。

前回紹介したとおり、玄関には随所にオレンジの小物を取り入れてアクセントにしています。このペンダントライトもそんなインテリアの一部として違和感なくなじんでいるので満足です。
次回は、写真左下に映っているカラフルなスツールの話。