(763)食卓を移動してキッチンダイニングの利便性を実感した
前回、ヘリンボーンの床を敷き終えたキッチンダイニングの姿をごらんいただきました。
リニューアル前のスクエアの床も雰囲気があってよいのですが、前々から気になっていたヘリンボーンの床を試す機会に恵まれて満足しています。

近年、この部屋はマンションのゲストのみなさんをお迎えする応接間としての役割を果たすようになってきました。

以前もまとめたとおり、このキッチンダイニングの隣には大きなダイニングテーブルを置いた客間もあります。
2年前にリフォームして、気候のいい夏前から初秋までは、ここでゆっくり食事を取ったり、歓談したりしています。
しかし、「気候のいい」という条件付きなのが困ったところ。

大きな窓がたくさんあって光も入り、気持ちいい空間なのですが、春先や晩秋では肌寒さを感じることもしばしばです。

天井を抜いて小屋裏をあらわしにしたので開放感はありますが、暖房効率が下がってしまったのも事実。しかも、この部屋にはエアコンもガス栓もないので暖房は灯油ヒーターに頼るしかなく、残量が減ってきたときなどひやひやしてしまいます。
以上のもろもろを考慮すると、活用できる期間が非常に短いこの客間に大きなダイニングテーブルを置いたままにしておくのは効率的ではないという結論にいたりました。

そもそもこのテーブルは十数年前にニトリ(NITORI)のアウトレットで7千円ほどで購入し、山小屋にあった椅子に合わせてDIYで脚をカットして高さを調整したものです。ただ、使っているうちに木目調のシートが貼られた表面の質感が気になってきました。

最近はもっぱらテーブルクロスをかけて使っていましたが、いつかはもっといいテーブルがほしいと思っていたのです。ただ、古い家具の処分は大変だよなあと思っていたら、お隣さんがほしいと言うので「これは渡りに船だ」ということで差し上げました。
ちょうどいい機会ということでダイニングテーブルを新調し、床を新しくリニューアルしたキッチンダイニングに移転しました。

天童木工のダイニングテーブルです。

トレードマークとも言えるX型の脚が一目で気に入ってしまったのですが、

決め手は64センチという「ちょっと低め」の高さで、僕が集めてきた「ちょっと低めの椅子」にピッタリだったのです。
こちらの記事で書きましたが、どの椅子も座面高が37センチくらいの低めの椅子たち。中には天童木工の中座椅子も含まれていますから、天童木工のダイニングテーブルとピッタリ合うのは偶然ではないでしょう。

天板のサイズは「145センチ×86センチ」と十分な大きさ。

幅広の椅子を4脚置いても問題なく収まります。

これとくらべると以前のテーブルは来客には不向きな小ささでした。
このテーブル天板はDIYしたものですが(前編・後編)、当時は夫婦二人で軽食を取れればいいと思っていました。しかし、あれから時間が経ってこの部屋の使い方・位置づけが少しずつ変わってきたのでした。
新しいテーブルは広さが十分なのでゲストをもてなしやすくなりました。

来客時に食事をならべてもこのとおりですし、

ボードゲームも気兼ねなく広げられます。

先日は、元入居者さんで編み物大好きな友人と「編み物をやってみたい」という入居者さんを引き合わせて編み会を開催してみましたが、余裕をもって作業できました。

この日はあいにくの梅雨寒でヒーターを付けるか迷うくらいの天気。もし以前の客間のテーブルだったら肌寒さを感じていただろうなと思いました。
以前も書きましたが、個人的にはキッチンと食卓が接する間取りは、料理をしながらでもお客さんとの距離が近くてコミュニケーションが取りやすいので気に入ってます。
ダイニングテーブルを移転してまだ数か月ですが、すでにそのメリットを何度も実感することができています。

なお、小さなテーブルのほうはダイニングテーブルと入れ替えで窓際の客間に移して、談話スペースのための机として使っています。夏や初秋にはここでのんびりできたらいいなと思います。
こうしてみると、我が家のように天候の影響を如実に受けやすい築古木造家屋においては、気候や季節と部屋との兼ね合いをしっかり考えるのが大事なのではないかと思うようになりました。次回はこの話を詳しく掘り下げてみたいと思います。


















