(196)壁に小口平タイルを張るためのグリッド線を引く

タイル

今回から、キッチンの壁にタイルを張っていきます。

選んだタイルは以前もご紹介した小口平タイルです。

小口平タイル

表面にツヤのあるタイプと、砂粒の混じったザラザラタイプの2種類。

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張るのはこのグリーンで囲った部分。

タイル壁施工部分

モザイクタイルとくらべると小口平タイルは大きめのサイズですし、これくらい広い範囲に張ろうとするとタイルカットの作業は避けられません。

幸い、いちばんの難所と思われる窓まわりはカットなしできれいに収まることがわかりました。

あらためて確認してみましょう。

425ミリ角の窓に対してヨコにならべて4枚、

窓まわりに小口平タイルを仮置き

タテ方向には7枚で、窓枠の幅にピッタリ収まります(写真はイメージしやすいように90度向きを変えてあります)。

窓まわりに小口平タイルを仮置き

窓の両サイドに張りつけるイメージです。

窓の下からカウンターまでの間には2枚、

窓まわりに小口平タイルを仮置き

窓の上には3枚が入ります。

窓まわりに小口平タイルを仮置き

やや上部に余ったスペースができますが、目地材で埋めることのできるていどの幅なのでカットしません。

一枚ずつタイルを張る際には目地幅をどれくらい取るかは施工する人次第なのですが、今回はこの収まりから逆算して約2ミリに決定します。

目地幅2ミリ

続いて、窓まわり以外の収まりについて見ていきましょう。

まず、窓の右側ですが、できればカウンターの右端に合わせたいと思っていたら…

窓の右側に小口平タイルを仮置き

7枚でちょうどピッタリ収まりました。

こちらもカットの必要はありません。ツイてる。

では、反対側(左側)はどうかと言うと、うっかり写真を撮り忘れてしまいましたので合成した写真でごらんください。

窓の左側に小口平タイルを仮置き

残念ながら、今度はピッタリとはいきませんでした。

左端に約半分ていどのスキマが残ってしまいます。

ここに張るタイルはカットしなければならないでしょう。

小口平タイルのカットについては、以前、こちらで書きました。

厚さが10ミリある厚めのタイルなのでカットが難しいのが難点。

このときはケガキ線を入れた後、ハンマーで叩いて割りました。

割ったタイル

カットしたラインはいまひとつきれいとは言えません。

今回のように目に付く場所に施工するには難があります。

カット方法についてはあらためて検討することにして、側面の壁の収まりについて見てみましょう。

側面の壁

横幅はおよそ78センチ。

側面の壁の横幅

同じ幅の床にタイルを仮置きしてみました。

床に小口平タイルを仮置きした

7枚で77センチ幅でした。

床に仮置きした小口平タイルの横幅

78センチに対して77センチということは、正面壁に張るタイルの厚み1センチを足せば、ほぼピッタリ収まりそうです。

収まりを合成画像で確認すると、こんな感じ。

側面の壁に小口平タイルを仮置きする

いちばん右端の列のみ、カウンターとかぶる部分はタイルをカットする必要があります。

これでタイルカットが必要な箇所を洗い出すことができました。

タイルカットが必要な箇所

赤で示した箇所に張るタイルはカットします。

ただ、事前の予想どおりにいかないのがDIYの難しさ。

まず、不安要素のひとつがタイルのサイズの誤差

小口平タイルのサイズ

小口平のタイルは公式データでは「縦60ミリ×横108ミリ×厚さ10ミリ」ですが、タテもヨコもサイズに個体差がある場合があります。

杓子定規に2ミリの目地を取って貼っていくと、誤差が積み重なって大きなずれが生まれてしまう可能性もあります。

そこで、先ほど確認した収まりを壁に書き込んでいきます。

線を引くための道具

水平器で水平を取ったら、

水平器で水平を取る

鉛筆で線を引きます。

鉛筆で線を引く

引けました。

壁に引いた線

タテ方向にも線を書き加えます。

正面のグリッド

この線をガイドに張っていけば、水平がずれることもないでしょう。

グリッド線を書き加えた壁

側面の壁まで含めて線が引き終わりました。

全列分ではありませんが、あくまでガイドなのでこれくらいで十分だと判断しました。

次回はグリッド線に沿ってボンドでタイルを張っていきます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営。 『日刊Sumai』(扶桑社)で「なんでも大家日記@世田谷」を連載中。 https://s...

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