(324)【ピクセルタイルDIY④】定点撮影で振り返るモザイクタイルDIY

数回にわたって世田谷のマンションの玄関土間にDIYでピクセルタイルを張ってきました。
今回はおまけ回。

定点に置いたデジカメから撮影した工事の模様をごらんいただこうと思います。
早速ですが、まずはGIFアニメからどうぞ。

こうして見るとあっという間ですね。
以下、一枚ずつごらんいただきながら作業を振り返ってみたいと思います。
■一日目:目地にズレがないように慎重に接着する
まずは一日目の作業。仮置きから接着までです。

壁などの塗装がはがれないように気をつけながら養生します。

タイルシートを仮置きして収まりに問題ないことを確認し、

シートをカットしてグレー部分の仮置きが完了。この状態だと全面がグレーに仕上がるのですが、今回はホワイトのタイルでアクセントを入れていきます。

ホワイトのタイルシートをライン状にカットして配置し、

重なる部分のグレーのタイルをカットして入れ替えます。これで接着準備が完了。

タイル専用のボンドを使って中央のシートから接着していきます。
前々回も書きましたが、仮置きした状態をなるべくキープしながら1シートずつ接着することでズレが生じづらいように工夫しました。

中央のシートに合わせて隣り合うシートを丁寧に接着していきます。

目地のラインを合わせつつ、シート間の目地幅にも気を配って張り付けました。

とくにホワイトの細いシートの接着には神経を使います。

だいたい半分を張り終えたところ。

ここで表面の紙を濡らしてはがしていきます。

ボンドが乾かないうちに紙をはがすとタイルが傾いているところや余分なボンドが目地まではみ出てしまったところを見つけやすくなるので修正しやすいです。

引き続き残り半分の接着を進めます。

最後までズレないよう集中力を維持して作業するのが大事。

全シート張り終えました。

表面の紙をはがして接着完了。

ここまでが一日目。夏場なら一晩待てば接着剤は十分固まります。
■二日目:細かい目地にスキマなく目地入れする
二日目。

接着剤が乾いているのを確認して目地入れをおこないます。

まずは目地材をタイルの全面に行き渡らせるのが先決ですが、

小粒なタイルだと目地の面積が多いのでこの作業がかなり大変。

夏場だったせいか、乾きがちな目地材を時間に追われながらスキマなく入れ込んでいくのは骨が折れました。

ところどころ厚めについていた目地材をそぎ取って集めます。

続いて水を含ませて絞ったスポンジで表面をふきます。

目地材がブツブツしているところも、この過程でなめらかになっていきます。

続いて布巾によるふき取り。

洗ってはふいてのくりかえし。徐々にきれいになってきました。

キッチンペーパーでもふき上げます。

養生をはがしたら、最後の清掃をおこなって、

完成です。白い枠だけのシンプルな仕上がりには満足していますが、もう少しデコラティブなアクセントを混ぜたデザインにも機会があればトライしてみたいですね。
最後に、もう一度GIFアニメをどうぞ。

ピクセルタイルのDIYは今回で終了。
次回はタイルDIYにかかるお金のあれこれをまとめてみたいと思います。