(755)熱海のリゾートマンションにネズミが出没して困った

トラブルや失敗

先日、山の家にいろんな動物が出て大変だという話を書きました。

留守中の山小屋にたびたび出没するのがネズミで、そのサインがフンです。

ネズミのフン

こんな感じの黒い粒のようなフンを残していきやがるのです。場合によっては食器棚にフンをすることなどがあり、ひとたびこれを見つければあたりの食器をすべて洗って消毒しなければならないので厄介です。

とはいえ、家屋のあちこちにスキマがある山小屋では、イタチやハクビシンの侵入を防ぐことはできても、小さなネズミの侵入までは防ぐことはできないとあきらめていて、「食品はなるべく密閉容器にしまう」「キッチンを清潔に保つようにしっかり掃除をする」といった方法で対処していました。

ところが。

ネズミのフン

先日、熱海のマンションでネズミのフンを見つけたときには、さすがに目を疑いました。築古とはいえ鉄筋コンクリート造の熱海のマンションでネズミが室内に侵入してくるとは思わなかったからです。

不意打ちだったこともあり、オープン収納にしまっていた食品はひどい被害を受けました

かじられたフタ

オリーブオイルやワインなど、

かじられたフタ

フタが執拗にかじられていました。

穴の開いたカップヌードル

インスタントラーメンにいたっては外パッケージを破られて中身を食い荒らされておりました。まず、これらの処分だけでも一苦労です。

ネズミのフン

床にまき散らされたフンを掃除しながら、「どこから入ったのだろう?」と思っていたら、洗面・脱衣所・浴室あたりに、特にたくさんのフンがあることに気づきました。

洗濯機のネズミのフン

洗濯機の中にはフンとオシッコが散乱しており、

浴槽のネズミのフン

いちばんひどいのは浴槽の中で、フンだらけでした。

浴槽のネズミのフン

なるほど、この排水口から出入りしていたわけか。まさかこんなところが侵入口になるとは思いもしませんでした。

ちょうどマンションの理事長さんにお会いする機会があったのでネズミの被害について尋ねてみたのですが、初耳だと驚いていました。

しかし、侵入口がお風呂の排水口ではないかと伝えると思い当たることがある様子。

アサクラさんの部屋の上下の部屋って、ほとんど使われてないんだよね。水がぜんぜん流されていないからネズミが通れたんじゃないかな?」と言われ、なるほどと思いました。

ふつうのマンションとちがって、リゾートマンションは滞在の頻度が少ないため、排水管にまったく水が流れない期間が一か月くらいあることもザラ。となると、ふつうならば水が流れていて通ることの難しい排水管がネズミの通り道になってしまうのです。

浴槽の栓

しっかり清掃したうえで今後は浴槽の使用後は栓をすることを徹底すれば、再発は防止できるかと思っていた矢先、僕は目撃してしまったのです。

食卓の下を駆け抜けるネズミの姿を。

ネズミのぬいぐるみ
※写真はイメージです

おまえ、おれが掃除している間、ずっと部屋ん中にいたんかい!

てっきり排水管を通って、巣かどこかに戻っていったと思い込んでいたのです。まさかネズミと一緒に一泊二日を過ごしていたとは……。

このままでは、せっかく清掃した室内をまたネズミに汚されてしまいます。かといって、今は手持ちの駆除道具は何もありません。東京で仕事があり帰宅せねばならず、徒労感と不安を抱えたまま熱海の部屋をあとにしました。

ネズミのフン

そして翌週、再び部屋を訪れてみると、前ほどではないもののネズミのフンがパラパラと落ちていました。うすうすわかってはいましたが、徒労感は否めません。再び室内を隅々まで掃除したところで、どこかに隠れているネズミがまた部屋を汚すのはまちがいありませんから、次の手を打つことにしました。

ネズミとりシート

ネズミ捕りシートです。アマゾンで買いました。

高儀の「ブック型強力粘着ねずみとりシート」5枚入りの少量パックでリーズナブルなタイプです。山小屋での経験でいうと、この種の商品で品質の差を感じたことはありません。どれでも一緒、という感じ。

ネズミとりシート

ブック型のシートを開いて広げると、中面にはネバネバした「粘着剤」が付いているのがわかります。ネズミがひとたびここに足を踏み入れると、強力な粘着剤に足を取られて身動きが取れなくなるという仕組みです。

ネズミのイラスト

本音をいえば、生きたままネズミを捕獲してジリジリ死に至らしめるのはイヤな気持ちですし、シートを死骸ごと捨てなければならないのもツライ。別荘の場合、留守中に放置することになり、部屋に腐敗臭が漂うこともあります。

ですが、このままの状態ではとてもお客さんに部屋は貸せませんから、シートを使わないわけにはいかないのです。

ネズミとりシートの設置

設置する場所は、食卓のすぐわきにあるキッチン作業台の下にしました。ネズミを目撃した場所でフンも落ちていたので通り道になっているのは確実でしょう。

ネズミとりシートの設置

ガスコンロ台の下のスキマにも設置しました。

これを設置しても即日ネズミがかかるわけではないので、しばらく留守にして待つ必要があります。別荘でのネズミ駆除はこれが面倒なんですよね。

しかし、3、4日空けてから再び訪れてみてもネズミはかかっていませんでした……。

先日とは異なり、ネズミのフンもあたりに見当たらず、ネズミが出没した痕跡らしきものも見つからなかったので謎です。

となると、出入口をふさいだつもりが、他に出入りする場所があって出て行ったということかもしれません。冷蔵庫などの物陰で死んでいるなんて可能性も。どちらにしても困りますが、これ以上はどうしようもありません。

ひとまずネズミ捕りシートはそのままにして、またネズミが戻ってきたときに備えて、これも買いました。

ネズミの忌避剤

ネズミが嫌いな臭いを発して周囲への侵入を妨害してくれる忌避剤です。

アースガーデンの「ネズミ専用立入禁止」です。

ネズミの忌避剤

開封すると、中には青いゲル状の物体が入っています。ミントのようなハーブ系の香りが漂いますが、キッチンに置いても気にならない種類の匂いだと感じました。

ネズミの忌避剤

フタを付け直してキッチンのコンロ台の下に設置。約三か月の効果持続を謳っているのですが、さてどうなるでしょうか。

ネズミ捕りシートと合わせて何か展開がありましたら、あらためてレポートしたいと思います。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。最近は熱海に購入したマンションの一室をDIYで修繕中。ESSE online(エ...

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