(758)床の入れ替えを機に表裏逆だった透湿防水シートを敷き直した

トラブルや失敗

今回からしばらく母屋のキッチンダイニングの床をリニューアルしていきます。

第一回は、床材の下に表裏逆に張ってしまった透湿防水シートを敷き直した話です。


■以前のリフォームで間違って透湿防水シートを表裏逆に張った

まずは、我が家の床がどんな構造かをお話しておきましょう。

もともと、この部屋は和室でした。

荒板

カビの生えた畳を処分し、その下の板(荒板とか荒床とか呼ぶらしいです)の上に断熱材のスタイロフォームを敷き詰め、上からカーペットを置いて暮らしていました。

カーペットが敷かれた部屋

キッチンの移転リフォームに合わせて床をリフォームすることになり、断熱材と荒板との間に透湿防水シートを敷くことにしました。

DIYの一部始終についてはこの記事で書きまして、僕のブログの中ではかなり多くの人に読んでいただいています。しかし、心苦しいことに、昨年、致命的な誤りに気づきました。

透湿防水シートを敷いた荒板

なんとオモテとウラが逆なのです。

写真ではロゴが見えるように張っていますが、正しくはこのロゴが屋外側(床ならば床下側)を向いていなければならないのです。シートを張ってから5年余り、ずっと気づかずに過ごしてきました。なんたる不覚。

昨年、気づいた段階で記事内には注釈を追加しましたが、うっかり僕のブログを参考にして間違った張り方をしてしまった人がいらしたら、本当に申し訳ありませんでした。

透湿防水シート

さて、そもそも僕がこのシートを張ろうと思ったのは、このシートに床下からの冷気を防ぐ機能があると聞いたからでした。実をいえば、写真の製品は大工さんが置き忘れていって、そのまま僕にくれたものなのですが、壁用の透湿防水シートで、本来は床用を使わなければならないところを、「何もないよりはマシ」くらいの気持ちで荒板の上に敷いたのでした。

透湿防水シートは、その名のとおり、「水を通さず、湿気を通す」という性能を持っています。正しく敷けば、室内の湿気を外に逃がしつつ、雨水などの水分は室内に入れないという効果を期待できます。

ところが、僕のように間違った敷き方をしてしまえば、屋外の湿気を室内に取り込んでしまい、まったくの逆効果になっていた可能性が高いのです。自分のミスとはいえ、この6年間の時間は一体何だったんだろうという気持ちです。

キッチンダイニング

いつかは張り替えねばと思いつつ、そのためにはいったん家具を撤去し床材を外す必要があり、手間を考えるとなかなか作業に踏み切ることができず、誤りに気付いてからダラダラと時間が過ぎてしまいました。


■床の刷新を機に透湿防水シートの張り直しを思いつく

そして、2026年。このリビングダイニングの床をリニューアルしようと思いつき、それなら透湿防水シートを張り替える絶好の機会ではないかと思ったのです。

家具などをどかした室内

家具やキッチン作業台などをすべてどかしたところです。かなり厄介な作業かと思いきや、終わってみると一人で運べないものはひとつもなく、意外にラクな作業でした。もっと早くやればよかった。

ユカハリタイルを外す

この床は固定型のフローリングではなく置くだけで使える床材でしたから、ただ取り除くだけで済むのも幸いでした。

「西粟倉 森の学校」の「ユカハリタイル」の「ひのき」という商品です。

詳しくは過去の記事をどうぞ。

置くだけとはいえ、無垢の板材なので質感も香りも素晴らしく、おすすめの床材です。

ユカハリタイル撤去中の室内

一枚一枚外しては隣の部屋に運んでいきます。

撤去したユカハリタイル

一時的とはいえ、置き場所を確保しなければならないのがいちばんの面倒でした。

ユカハリタイルを撤去した室内

床材の撤去作業はわずか15分ほどで完了。

断熱材の撤去

続いては断熱材(スタイロフォーム)を取り外します。こちらも軽い素材なので、ものの10分ほどで終わりました。


■イチから張り直すのは面倒なので既存のシートをひっくり返すことに

で、5年前の自分の失敗とご対面。

床に敷いた透湿防水シート

先ほど書いたとおり、本来はこのロゴ面が床下側を向いていなければならないのです。

アルミテープをはがす

とりあえず床をぐるりと取り囲むアルミテープをはがしていきます。

作業中の室内

お恥ずかしい話ですが、このシートすべてを処分して新しいシートを張り直すなんてやっぱり面倒だし、シートがもったいないと思ってしまいました。

裏返した透湿防水シート

自分の中の怠惰なダークサイドが「このまま裏返しにして張っちゃえばよくね?」とささやきます。

裏返した透湿防水シート

僕は意志が強くないのであっさり暗黒面に落ちて、裏返しにするだけで済ませることにしたという次第。

裏返した透湿防水シート

ちょっと汚れてるけど、これでなんとかいけそうな気がする(適当)。

アルミテープ

というわけで、これを新しいアルミテープでぐるりと固定し直します。

この種の作業はけっこう量を食うので、ロングタイプを買いました。

アルミテープで透湿防水シートを接着

こいつでシートの端を荒板の立ち上がり部分に接着していきます。

透湿防水シートを張り直した床

一周分張るだけなので30分もかかりませんでした。

断熱材の置き直し

あとは、この上に先ほど取り除いた断熱材を置き直したら、

断熱材を戻した室内

本日の作業は終了。手を抜きましたが、これで今度こそ室内の湿気が室外に逃げていってくれることでしょう(たぶん)。

次回はこの上に置く新しい床材を紹介します。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。最近は熱海に購入したマンションの一室をDIYで修繕中。ESSE online(エ...

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