(761)ヘリンボーンに替えた床をオスモカラーで塗装した

母屋のリフォーム

前回、「西粟倉村 森の学校」の「ユカハリヘリンボーン」をキッチンダイニングの床に敷き詰めました。

スキマ埋めに苦労したものの、ヘリンボーンならではの個性的な表情には大満足でした。

ヘリンボーンの床

今回は、この床をオスモカラーで塗装してみたいと思います。


■オスモカラーの特徴は「防汚性能の高さ」

オスモカラーは、ワトコオイルやブライワックスとならんで人気の木材用仕上げ塗料です。

この3つに共通するのは、どれも木ならではの調湿機能を妨げないようにしながら表面を保護し、優しい色味をつけることができる点です。

比較について詳しくは過去の記事をごらんいただくとして、オスモカラーの特徴がどこにあるかというと「①(この3つの中では)防汚性能が高い」こと、「②塗るのに若干のコツがいる」ことの2点が挙げられると思います。

①の防汚性能についてはtoolboxのショールームで取材させていただいたときの写真をごらんいただくのが早いでしょう。

オスモ塗装の撥水

水をたらしてもしっかりと撥水して、すぐにふき取れば色がにじんでしまったりすることがありません。その意味でキッチンダイニングの床には最適なのです。


■2回塗りが推奨されているが、1回塗りでもいける?

オスモカラーの「フロアークリアーエクスプレス つや消し」

今回選んだのは「フロアークリアーエクスプレス つや消し」です。公式ストアの商品ページによれば、「速乾タイプ、乾燥時間は約3~4時間」とのことで、昼に塗装すれば、夕方には問題なく歩き回れる手軽さが魅力です。

容量は0.75リットル入りを選びました。オスモエーデル社によれば「1L=約12㎡(2回塗り)」を推奨しています。

床面積「12.46平米」

今回の床面積が「12.46平米」なのは先日も書いたとおりで、1リットルちょうどくらいが必要なのですが、0.75リットルでは足りません。

しかし、1回塗りで済ませると余裕を持って塗れる分量だと考えることもできます。

十分な性能を発揮するには一度塗っただけでは不十分なのかもしれませんが、実は6年前にユカハリタイルを塗ったときも一度塗りでした。

ユカハリタイルのオスモ塗装

床材は同じ「ひのき」で、塗ったのも「フロアークリアー」(ただし速乾タイプではない)なのでほぼ同じ。

塗装から6年間を経たユカハリタイル

で、塗装から6年間を経た感想でいうと、「特に大きな問題はなかった」と感じています。

ユカハリタイル ひのき

こちらが敷いた直後の写真。

両者をくらべてみるとやや赤みが増したような気がしますが、それは経年変化に伴う色の深化だと思っているので、2回塗りしなかったデメリットとは言えないかな、と。

実は、以前、現場で職人さんと話したときも「おれも自宅は1回で済ませたよ」という方がいたので、仕上がりにうるさくないのならアリなのかもしれません。

というわけで、今回も1回塗りで済ませてしまうことにしました。


■オスモカラーを塗るコツは少量ずつしっかり塗りのばすこと

では、実際に塗装作業に入りましょう。

オスモ塗装道具

道具はおなじみのこちら。

コテバケの柄、

取り替え用のコテバケ、

塗料用のバットです。

中身を混ぜる

マイナスドライバーで缶のフタを開けたら、わりばしなどでよく混ぜて中身を均等にしてから、

バットに注いだオスモカラー

バットに注ぎます。写真のようにビニールで養生しておくと、作業後の片付けが格段にラクになります。

塗装前の掃除

塗る前に床の上のゴミやほこりなどを払っておきましょう。

オスモカラーの塗装

コテバケを使って塗装していきますが、ここで先ほど紹介したオスモカラーの特徴の②「塗るのに若干のコツがいる」がポイントになってきます。

サラサラとしたワトコオイルなどとくらべてオスモカラーは粘り気があり、ハケにたっぷりつけて塗ってしまうと、木材に浸透しきらずムラになってしまうので注意が必要なのです。

オスモカラーの塗装

そのためには塗る前にバットの平面にハケをこすりつけ、余分な塗料をしっかり落としてから塗るのが大事。

オスモカラーの塗装

ハケについた塗料が少ないと、スーッと滑らず塗りづらいと感じるかもしれませんが、それが正解。少ない塗料をハケでグイグイとのばしていくイメージで塗っていきます。塗料を厚く塗ってしまうとムラの原因になりますし、塗料もムダになってしまいますので要注意。

オスモカラーの塗装

他の仕上げ塗料と同じく木目に沿って塗るのが基本ですが、ふつうのフローリングとちがってヘリンボーンは組み方が特殊なので、今回ははみ出し覚悟でざっくり木目に沿えばいいくらいの気持ちで塗りました。

オスモカラーの塗装

手前右側が塗装前。クリアーといっても、塗装によって濡れ色がつくことは認識しておいてください。

オスモカラーの塗装

当たり前ですが、いくら速乾タイプといえど、塗りたての箇所の上は歩けません。あらかじめ出口を確認して、そこからいちばん遠い場所から塗装を始め、最後の箇所は部屋の外から塗るつもりで作業してください。

オスモカラーの塗装が済んだ床

塗装が終了しました。照明の色味の関係もあって、塗装直後は黄色味が強く出ているように見えますが、

オスモカラーの塗装が済んだ床

乾いた後の写真を見れば自然な仕上がりであることは納得いただけるはずです。

オスモカラーの塗装が済んだ床

塗装による色味の変化うんぬんより、ヘリンボーンならではの柄の向きの個性のほうが目立ちますね。

床の表面の保護もできたことですし、次回は家具を再配置して、床材交換のビフォーアフターをくらべてみます。

アサクラ

大家業。世田谷のマンションと東京西部の山奥にある小屋を管理&経営しています。最近は熱海に購入したマンションの一室をDIYで修繕中。ESSE online(エ...

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