(748)床下換気扇の漏電対策にスマートプラグを使ってみた
今年の6月2日から3日にかけての台風6号(チャンミー)はなかなか強烈でした。
僕が管理している世田谷のマンションでも雨漏りが発生したりして対応に追われたのですが、それについてはまた機会を設けてまとめるとして、「台風」という言葉で思い出すのが2019年の台風19号です。
僕の記憶が確かならば、この十年でもっとも東京近郊に大きな打撃を与えたのが台風19号で、武蔵小杉や二子玉川でもかなりの被害が出ました。東京西部の山間部でもいたるところで土砂崩れが起き、道路が崩落したりトンネルが通行止めになったりしました。

これは台風後の山小屋の前の道路の様子。ご近所さんの話では、道路がまるで川のようだったそうです。

我が家の裏の小川もこのときばかりはものすごい水量となり、あふれた川の水が床下に流れ込みました。

床上浸水は免れたものの、床下は泥まみれになりました。真ん中右手に見えるのが床下換気扇です。

山小屋の湿気対策として2009年に設置してもらったもので、タイマーで床下の空気を攪拌・入れ替えすることで、床下の湿度を下げるという働きをしていたのですが、床下浸水の影響で水没してしまいました。

当然ながら床下換気扇は通電しているので、水没の影響で漏電ブレーカーが落ちてしまい、山小屋は停電。冷蔵庫の中身がすべておじゃんになってしまったのでした。

床下換気扇はタイマーを介して日中に作動するよう設定されていたのですが、

この一件以来、タイマーの電源は外して床下換気扇は使わないまま放置していました。
しかし、2022年の床下の定期点検の際に業者さんから「床下換気扇、まだ動きますよ。使わないともったいないのでは」と言われ、「たしかにそうだよなあ」と思いながらも、「また台風がきて漏電騒動に遭うのは勘弁だよな」と気おくれしていたのです。
そんなとき、家族から「スマートプラグを使ったらいいのでは」と教えてもらいました。

スマートプラグ(Smart Plug)をコンセントと電気機器の間に接続することで、ネット回線を介して電源の「ON/OFF」ができるようになるのだそうです。
僕が購入したのはAmazonの製品。
現在は後継機種が販売されているようです。

こいつを先ほどのコンセントに差し、

床下換気扇(につながるタイマー)のプラグを差し込みます。

これで準備完了。

操作には「Alexa(アレクサ)」のアプリをインストールする必要があります。
アプリでプラグをセットアップしたら、世田谷のマンションにいながらにして山小屋の電源を入れたり切ったりできるようになるというわけ。
この設定をしたのが、たしか2024年ごろの話。幸いなことに、あれから2年の間、こいつが稼働する機会はないままでした。

で、今年の台風6号襲来と相成ったのでございます。東京の6月の雨量としては最大を更新すると言われた強力な台風と聞いて、頭に浮かんだのは山小屋の床下換気扇のことでした。
設定以来、2年ぶりにアプリを立ち上げました。

矢印で示した箇所が「オン」になっているときは、通常通り電気が流れている状態。

ちなみに、通電時はプラグ本体に青いライトが点灯します。これをアプリの操作だけでワンタッチでオフにすることができるのです。

「オン」の表示をタップして「オフ」にしました。ひさしぶりの操作でしたが、簡単なので戸惑うこともありません。
これでもし以前のような床下浸水が発生したとしても、通電していないので漏電が起きることもなく、停電の心配もなくなりました。

報道を見たところでは、東京山間部で甚大な被害が出たという報道はなかったのですが、念のため台風後の最初の訪問までは電源はオフにしておきました。
実際に山小屋を訪れて問題がないことを確認したうえで、コンセントの前でスイッチをオンにしてみました。リモート操作を目の前でおこなうのはなんか変な感じ。

無事にスマートプラグに青のライトが点灯し、通電しました。もし床下で漏電が起きていた場合、この時点で漏電ブレーカーが落ちるはずですが、今回は何も問題がなくホッとしました。
ちなみに、もし在宅しているならば漏電ブレーカーが落ちても大きな問題はありません。プラグを抜いてブレーカーを戻しさえすれば、その他の電気機器は問題なく使えるようになりますからね。先ほども書いたとおり、不在時に漏電ブレーカーが落ちて、冷蔵庫などへの給電がストップしてしまうことが問題なのです。
こういう機器って、自分の生活には無縁だと思い込んでいましたが、別荘のように普段暮らしていない家屋を維持管理するのには便利なんだなと実感しました。
価格も安価なので導入しやすいです。今後もスマートプラグを活用して山小屋を快適に保っていきたいものです。


















