(418)洗濯機を購入し、小物を設置し、洗面所を完成させる
業者さんによる設備の設置工事もあらかた終わり、いよいよ家具や家電を運び込む段階となりました。今回は完成した洗面所をごらんいただきます。
最初に工事前の洗面所を振り返っておきましょう。
幅広めの洗面台は撤去し、洗面ボウルと洗濯機をならべて設置できるようにレイアウトを変更することに。詳しくは以前の記事をどうぞ。
僕のリクエストに沿って水道屋さんが洗面ボウルや洗濯パンを、電気屋さんが露出配管を設置してくれました。
洗面ボウルは小ぶりなものになりましたが、そのぶん右側に洗濯パンを置くスペースが確保できたので、限られたスペースを有効活用できました。
これで完成したかに見えますが、実際に生活するには洗濯機をはじめ収納棚や小物などを設置しなければなりません。
まずは洗濯機から。
無印良品の「MJ-W50A」です。
モルタルの壁を中心とした空間に白い洗濯機を選ぶのに抵抗がなかったといえばウソになりますが、グレー系の洗濯機となると選択肢がぐっと狭まってしまうのが悩ましいのです。デザインの主張が強すぎたり、やけに高機能で価格が高かったりして、結局、気に入るものを見つけることはできませんでした。
だったら、ホワイトでも悪目立ちしないシンプルな洗濯機をということで無印のものに決めました。
ギリギリ4万を切る価格も、このご時世にはありがたい。
こうして設置してみると、洗面ボウルが白で洗濯パンも白ですから、洗濯機が白でも思ったより違和感はありません。というか、むしろまとまりがいいとすら思えます。無印の洗濯機は余計なデコレーションのないデザインなので、シンプルなスクエアのボウルとならべるのにはちょうどよかったのかな、と。
続いて、追加した小物などをひとつずつご紹介していきましょう。
洗面の上に設置したのはリラインス(Reliance)の「ワイヤートレー」(R9102-S)。
小物としてはわりとお高いのですが、中古で安く手に入れることができました。
今回は洗面ボウルが小さめなのでちょい置きできるスペースがもう少しあると便利かなと思って設置しました。
こういう小棚ってあれば便利なんですけど、なきゃないでもなんとかなるので、あれもこれもと付けすぎてゴチャゴチャした空間にならないかは事前によく考えたほうがいいかもしれません。
同じ理由でタオルかけ選びも迷ったのですが、
ダルトン(Dulton)のシングルフックを採用しました。
いわゆるタオルかけではないのでループ付きのタオルでないと引っかけられません。
このデメリットを承知のうえでシンプルなデザインを優先して決めました。洗面で大きいタオルを使うこともないと思うので、これでよかったと思っています。
ミラーキャビネットの右隣り、洗濯機の上にはオープンなメッシュの収納棚を二段で設置。
価格:4,950円 |
アイアン製のウォールシェルフです。
こういうラフなスタイルの棚は躯体あらわしの壁にはしっかりマッチしてくれますね。
ドライヤーや洗剤などを置くのに使っていますが、思ったよりは収納力もあって便利です。
頭上には金属製の物干しポール。
使用済みのタオルなどをかけておいたり、洗濯物を吊るすのに使います。
ドア横の袖壁にはスチール製のキャビネットを。
価格:16,858円 |
コベントカーデンの「バリヤード・ショーケース(KI-97)」です。この数か月で値段が1.5倍以上に跳ね上がってしまっていてビックリ。ちょっと前までは1万円くらいでした。値上げの波をヒシヒシと感じる今日この頃です。
先ほどのウォールシェルフと同じく、こういう武骨なデザインはモルタルの壁にはぴったりきます。本音をいうと、こういうキャビネットを設置してみかったという気持ちありきで、用途は二の次だったのですが、中身が見えるのでゲスト用の使い捨て歯ブラシやカップなどをしまっておこうかな、と思っています。
キャビネットの下の床には着替えを置くためのスツールを置きました。
以前、自由が丘のインテリアショップ紹介でもお見せした「クラッシュゲート」のスツールです。キャビネットと質感もそろって満足です。
こうして振り返ると、洗面ボウルや洗濯機をはじめとする主要な設備はリーズナブルにそろえた一方、収納や小物にはこだわってそれなりに予算を割きました。おかげで安っぽい仕上がりになるのは避けられたと思います。
ちなみに、梁につけてもらった照明器具はとあるアウトドアショップのセールで激安でまとめ買いしたもののひとつで一個500円(!)。取り付け口が特殊な訳あり品でしたが、電気屋さんに設置してもらったので問題なく接続でき、コストダウンに一役買ってくれました。
かくして洗面所は無事に完成。使い心地も上々で今のところ困らず過ごせています。
次回は、完成後のトイレをごらんいただきます。