(782)【前編】玄関土間に張るタイルをシミュレーターで検討する
前回、前々回と事務所のトイレの床にタイルを張った話をしました。
今回もタイルDIY。同じ事務所の玄関土間にDIYで張った三角形のモザイクタイルタイルの話です。
こちらの施工は2017年なので9年も前。タイルDIYerとしてもまだ駆け出しだったこともあって失敗もしましたが、そういう経験も込みでお読みいただければと思います。
■選んだのは正三角形のモザイクタイル
タイルを張ったのはこちらの土間。

以前、この事務所の11年を振り返ったときにも書きましたが、2017年当時はまだ妻が仕事仲間たちとこの事務所をシェアしていたころ。土間に張るタイルを選ぶにあたっては、みんなに意見を聞いてタイルを選びました。

世の中にはさまざまなタイルが出回っていて、数多い候補の中から絞るのは簡単ではないのですが、タイルカットの術を持たなかった当時の自分には「タイルをカットしないで収められる」ことが重要だったので、まず大きめのサイズのタイルは候補から外し、モザイクタイルに絞りました。さらに、「(当時の感覚で)価格が高額過ぎないこと」=「1シート千円を超えないこと」を条件にしました。
そのうえで、事務所をシェアしていたメンバーに好みのタイルを選んでもらった結果、選ばれたのがこちらの正三角形のタイルでした。

水彩のような淡い色合いが優しい印象を与えるタイルです。

こんなふうにならべるとまた違った模様にも見えて、色選びと並べ方次第でさまざまな表情が演出できそうです。
割とポピュラーなタイルのようで、現在でもさまざまなショッピングサイトで購入できます。
■シミュレーションなら事前に完成イメージがつかみやすい
形と色のかわいらしさもさることながら、このタイルが選ばれた大きな理由が事前に色や配置をシミュレーションで検討できるメリットがあったからでした。
このタイルを扱う問屋さん「長江陶業株式会社」が提供するタイルシミュレーターです。

【長江陶業株式会社】モザイクタイル シミュレーションアプリ
このアプリを使えば、どの色のタイルをどこに配置するか、目地の色は何色を選ぶか、などを何度でも納得いくまで追求することができます。なかなか完成形を思い描きにくいタイルDIYにおいてこれはむちゃくちゃ便利です。
以下、当時、メンバーの間でやりとりしながら作成したシミュレーション画像からいくつかご紹介しましょう。

白ベースに、ブルーでアクセントを入れるとか、

規則的にミックスするとか、

模様をあしらってみるとか、

いっそランダムに並べてみるか、などなど。
僕らはホワイトとブルーの組み合わせありきで検討しましたが、

他の色を選べばまた違う世界が広がることでしょう。
■シート数を増やして目地の色も変えてみる
さらに、このシミュレーター、タイルシートの枚数を増やしてレイアウトすることも可能です。

後述するとおり、今回の土間にはおよそ9枚のシートを3×3でならべる形に近いので、そのレイアウトで、目地の色も変えながらいろいろ試してみました。

こういうのはやり始めると止まらなくて楽しい反面、はまり込むと何がいいのかわからなくなってしまう怖さもあります。

さんざん悩んだ挙句、あまり奇をてらわずに、白と水色の2色を交互に並べるのがよいのではないかという結論に至りました。目地の色についても、シミュレーションで比較して検討した結果、グレーの目地を入れることが決定したのでした。

このイメージの精度を確認するために、実際に施工した結果をごらんいただきましょう。


なかなかの精度の高さだと思いますが、いかがでしょうか?
とにかく、事前に複数のメンバーで完成イメージを共有したい場合には、タイルシミュレーターは本当に便利です。
なお、長江陶業以外にも、名古屋モザイクなどでも同様のソフトが提供されています。
【ESSE online】モザイクタイルの仕上がりをPCで事前に確認!無料で使えるサイトを紹介
こちらは以前、僕が名古屋モザイクのシミュレーターを実際に使ったときのことを書いた記事です。ご興味ある方はどうぞ。
■ハーフタイルも用意されていて意外に施工しやすい
さて、タイルが決まったら購入です。
僕が購入した店は、前回のトイレのタイルと同じ「TileOnline」というショップ。
価格:1300円 |
こちらのショップはミックス張りなどのイレギュラーな注文にも応じてくれるので、望み通りの組み合わせでオーダーできました。
ただ、残念なことに、当時は1シート「950円」だった価格が今では「1,600円」(※色をミックスした場合。通常の「1,300円」に割り増し料金「300円」が加算)にまで値上がりしています。
先ほど触れたとおり、注文に必要な枚数はおよそ9シートなのですが、この算出もひと苦労でした。
土間を採寸してみると、

奥行は「840ミリ」、横幅は「825ミリ」でした。
一方、「TileOnline」の商品ページによれば、

1シートで「258ミリ×300ミリ」。真四角なタイルならば簡単に計算できますが、こんなふうにイレギュラーな形だといまひとつわかりません。

整理しながら図にしてみたところ、9シートあれば問題なく足りそうだとわかったのでした。
紫の斜線で示されているのは半分のサイズのタイルを張らねばならないところ。

このタイル、ありがたいことにハーフサイズが用意されています。これを活用すれば、真四角な空間に三角形のタイルをきれいに収めることができるというわけです。

ちなみに、こちらはショップの手違いで届いたイエローのタイル。予定が狂うので送り返して再度ブルーを送ってもらいましたが、こちらの色も素敵でした。
で、届いた9シートのタイルをざっと並べてみました。

これを土間の形に合わせて切り貼りして並べ直します。

ハーフサイズも使って、土間にきれいに収まることが確認できたので次は施工に入ります。後編に続く。


















